介護者サロンと協働

こんにちは、施設ケアマネの伊藤です。
今年も残り少なくなり一年を振り返る時期となってきました。

再三、ブログでアップされているとおり、今年度、施設サービス課では「地域貢献できる取り組みをする」という目標のもと、各グループに分かれ取り組んできました。
私のグループは毎月第3水曜日になごみの郷主催で開催されている介護者サロンにお邪魔させて頂き、地域の方々へ役立つ情報をお届けにあがって参りました。
※介護者サロンとは…なごみの郷の居宅介護(ケアマネ)と、地域包括職員の協働により、地域等で介護に従事している方々の悩みや不安に共感、助言させていただく機会です。

9月には「高齢者の食事」、11月には「移動動作介助のポイント」と題してお話しさせていただきました。
「高齢者の食事」では、食事に必要な身体機能(主に口腔機能や嚥下)の低下した方に対して、実際になごみの郷で行なっている取り組みや体操について。そして、「移動動作介助のポイント」では寝返り・起き上がり・立ち上がり動作を楽に行えるポイントについてご紹介させていただきました。

お話させていただいた内容はいずれも普段私達が施設で実践している内容ですが、自分達が出来るからと言って、参加されている方々にどうお伝えすればいいかを考えると非常に難しく、試行錯誤しながらの取り組みとなりました。(伝えるは出来ても、伝わるを考えると難しいものですね…。)

いずれも参加された方々のご協力をいただき無事に終える事ができましたが、何より、サロン主催の地域包括の職員や居宅職員との力添え(協働)があって成立したことです。
今後はこの協働の力を活かして、実際に参加頂く方々のご意見や感想、リクエストを確認し、反映していきたいと思っています。

ブログをご覧の皆様もお時間があるようでしたら、是非、毎月第3水曜日の午後に開催していますので、お気軽に参加下さい。お待ちしています。

地域連携

今年も残すところ1ヵ月!気がつけば坊主も走る師走の時期となりました。
年末のイメージには、「忙しない」、「多忙」といった印象があるかと思いますが、1年の締めくくり、しっかりと振り返り、成果の確認と共に翌年への「多望」を打ち出せる過ごし方をしてみようと思う、今日この頃…。

さて、施設では毎年この12月の暮れに、お世話になった方へ感謝の意を込めて「忘年会」を開催しています。
自治会長さんをはじめ、協力医療機関のドクターや歯科医、地域の協議会の代表者の方、またボランティアに来て下さっている方々など施設を通じ入居者をサポートして頂いている方をお誘いし開催させて頂いております。

普段、これらの方々は施設との関わりはあっても、横同士の繋がりはほとんど無いものですが、例年の「忘年会」を通じ、顔を会わせる機会によって、より馴染みの関係を築いていけたらと願っています。

なぜなら最近では一般の方でも、聞き覚えもあるかも知れない「地域包括ケアシステム」と同じ認識で、施設を中心にそれを取り巻く方々同士の連携によって、高齢者の支援の在り方を多角的に観てサポートしていけるからです。

なんか難しく感じるかも知れませんが、「個」では解決できない事も、「団」によって出来ることが増えるといった感じです。
その「団」とするには、「団」の顔ぶれ知らずしては展開していけませんからね。

「忘年会」ではそんな難しい話にはなりませんが、1年の労いと共に施設に出入りする皆様方同士が少しでも繋がりあえる場となり、それが更なる高齢者の豊かな暮らしへ近づけるといった目的を勝手ながらひそかに描き、楽しみにしています。

ブログを見て下さっている方々も、「暮れ」と「忘年会シーズン」で“多忙”の事かと思いますが、どうぞ「多望」な「望年会」を迎えご自愛頂ければと…。

施設長 八幡 雅冬

消防訓練

こんにちは☆管理栄養士の山田です!!

気温が下がり、冬本番に近づいてきました(>_<) もうすでに、ヒートテックの下着が手放せません!! 気温が下がるにつれて、ストーブやこたつ、お鍋を食べるためにコンロを使ったりと、火を使う回数が増えますよね。それに伴って、湿度も下がり乾燥もひどくなり、火災が発生するリスクが高くなっています。 そんな中、11月中旬越谷なごみの郷では、日中における火災発生の想定で消防訓練を実施しました!! 今回は、前回の消防訓練の反省を活かし、多くの利用者・入居者の協力を頂き、消防訓練・避難誘導を行いました。 まずは、昼食も非常食の鮭ご飯をフロア毎に作ってみました。 DSCN5215

味はまずまず…
越谷なごみの郷には3日分の入居者と帰宅困難者用に非常食が常備されています。
今回は消防訓練に合わせて調理をするところから実施しました。

そして、昼食後…ゆっくり過ごしているところ…
ジリリリリぃ~警報がなりました!!
消防訓練のスタートです。
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厨房の方も参加し、みんなで避難…
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時間通り、避難終了。今回は車椅子の方を2階から1階へ降ろす想定で、毛布を使い職員を入居者に見立て実施しました。
事故もなく無事に多くの利用者・入居者が避難することができました。と同時に火災発生時の入居者、職員、外部来所者の正確な人数把握の方法について次なる課題を抽出。より確実に、誰もが理解している体制に向けて早速動き始めています。

まずは火災を発生させないことが1番ですが、万が一火災が発生してしまった場合には、消防訓練通り動きが取れるように日々考えていきます。
※ちなみに東京ディズニーランドは2日に1回の訓練を実施しているそうです。

みなさんも火災には気をつけて下さいね(^O^)

冬を乗り切る

寒い冬にはこれ!!

皆さんこんにちわ。寒い冬がやってきました。
寒い朝は起きるのが大変なC館係長の目黒です。
寒い冬を皆さんはどう乗りきっていますか?
こたつでくるまっていませんか?布団から出られずに、寝て過していませんか?
私達、なごみの郷では寒い冬を乗りきるためにこんなことをしています。
① 3つの首を温める
手首・足首・首を温めると血行を良くし、体が温まります。
長めの靴下やレッグウォーマー、アームウォーマーなどを使用し3つの首を温めています。
② 体を温める飲み物を飲む
なごみの郷の伝統の生姜紅茶を入居者だけではなく、職員も飲んでいます。生姜は体をポカポカして温める効果のほかに風邪予防の効果もあります。
特に朝一番や眠る前に飲むと心が安らぐ効果もあるとされています。
コーヒーや緑茶は体を冷やしてしまう効果があるので、気をつけて下さいね。
③ できるだけ体を動かす
毎日の体操だけではなく、首や足首を回す運動を取り入れることで自然に体が温まります。

なごみの郷では色々な方法で、暖房だけに頼らずに温かい体を作っています。
寒い冬に負けないように手洗い・うがいをして風邪をひかないようにしていきましょう。

沿革と感謝

みなさんこんにちは。
10月22日付けで投稿致しました、坂本相談員よりバトンを受け取りました生活相談員のOこと岡です。
「越谷なごみの郷」が、満16歳を迎えることができましたのも、地域の皆様や事業所様のご理解ご協力、ご指導の賜物であります。
 さて、そこで16年間の越谷なごみの郷、サービス拡大の歴史を振り返ってみたいと思います。
下の年表をご覧下さい。

平成11年10月 特養50床・SS20床、DS23名で事業開始。
平成12年4月    訪問介護事業開始。
    7月 DS定員23名⇒60名へ変更。
平成13年4月 SSの4ベッドを特養へ転換。(特養54床・SS16床)
平成15年10月 ISO9001取得。
平成17年4月 特養30床を増床。(従来型個室)
平成18年4月 地域包括支援センター事業開始。
平成19年6月 認知症対応型DS事業開始。
平成23年5月 地域密着型介護老人福祉施設29床・SS9床の事業開始。
平成25年3月 東京都荒川区町屋に特別養護老人ホームおたけの郷開設。
(特養140床・SS20床)

 あっという間の16年…
 多くの方々がご利用して下さり、多くの方々の介護に携わらせていただき、少しずつ成長してまいりました。私達の未熟さで残念な想いやご不快な想いを抱かせてしまった皆様に申し訳ない念を抱き、更に成長をするべく職員一同は一丸となって“介護”に本気になっています。
 また、今は退職してしまったなごみの郷で共に汗をかき、時には涙を流した皆様。一人一人の努力と優しい笑顔で“今”があります。
 私自身まだまだ20年、30年と働き続けることが、越谷なごみの郷が皆様にとって、必要とされる施設であり続けられるように尽くして参ります。
 良いこともそうではない事も、色々な経験が私たちの力になっています。感謝、感謝!

権利擁護研修

毎年行われる「施設内全体研修」・・・人権擁護・コンプライアンス・プライバシー・職業倫理+今年は、最後にPTさんをお呼びして腰痛予防研修も追加され、AM9:00~PM6:00まで7日間行われます。
人権擁護では、「自分たちが考える人権擁護」と題して居宅の若いCMが講師を務めてくれ、熱く語ってくれました。ビデオあり、寸劇あり、夢があり、3時間があっという間でした。
人権擁護2
人権擁護1
人権擁護4
プライバシーにおいても事前に職員がビデオ撮影した「???」がつく現場の風景を見てもらい参加者全員で考え、自分を振り返り、それぞれが明日から改善に取り組む宣言をしました。
要介護2の入居者さんも参加され「勝手に部屋に入らないでほしい」と「勝手に自分のものに触れないでほしい」と意見を述べられ、自分は、転倒に気をつけて暮らしていくとおっしゃいました。拍手喝さいで入浴だからと退席されましたが、施設に暮らす入居者さんが、あんなに拍手をもらうことってあるだろうか・・・・と胸があつくなると共に、入居者自ら自治会を開き、自分たちの暮らしを良くする話合いの場は普通に必要だと思いました。
プライバシー2
プライバシー3
コンプアイアンスは、まずは、自分たちの仕事に関わる法令を学び、「あるあるシーン」をクイズ形式にし、何の法令に基づく違反なのかを答えてもらうという、ちょっとドキドキする時間でした。
職業倫理は、今年度見直し修正をした内容を全員で読み合わせ、今後、各部署会議のはじめに読み合わせていくなど、より身近なものにしていきたいです。
腰痛予防研修は、体操ではなく体の筋肉のメカニズムを学び、理解することで自分の体を知る。だからどこをどうすれば予防に繋がるということが分かり、参加者みんなびっくりポン!
矢張り、仕事としている限り、自分の体のメンテナンスは必須ですね。
腰痛予防3
腰痛予防2
腰痛予防1
在宅サービス課 課長 橋本 かおり

続 地域と共に

 こんにちは!施設サービス課係長の閏間です。
私の前回のブログでは「地域と共に」で夏祭りの会場清掃を掲載させて頂きましたが、
今回は、その第2弾、先日行われた、川柳地区の清掃活動に参加してきたことをご報告したいと思います。
 「川柳クリーン作戦」と銘打って10/25(土)晴天の下行われました。越谷なごみの郷からも、職員・入居者合わせて10名程で地域住民として参加、私達の清掃担当区域は施設の周辺でしたので、2グループに分かれてぐるっと一周、入居者さんとゴミを拾いながら歩きました。道中は、拾う人・袋を持つ人・ゴミを見つける人等役割りを持って、和気あいあいと作戦を決行して参りました。
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 集めたごみは、分別して収集場へ…
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運搬して終了(^^)/
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拾って終わりと思うでしょうが…
安心して下さい、ちゃんと掃いてますよ!!(*^^)v
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白衣の天使

皆さんこんにちは。医務係長の中山です(^-^)

今回は私が勤務する越谷なごみの郷施設サービス課 医務をご紹介致します。

医務室は誰でも気軽にお越しいただけるように正面玄関を入ってすぐ左手にあります。入口には、いつも佐藤看護師による季節に合わせた素敵な飾り付けがされています。(佐藤看護師、いつもアリガトウ~(^-^)
白衣の天使 写真2
白衣の天使 写真1

全部で7名の看護師が勤務しており、毎日笑顔を絶やさず入居者さんの健康で幸せな生活を応援しています。

施設の看護師は生活の中での看護を目指しています。
例えば…病院だと具合が悪い=薬 に頼りがちですよね。でも施設は生活の場であり治療の場ではありません。生活の中でどのような事をすれば入居者さんたちの笑顔があふれ、また取り戻せるか。そこが施設看護師の専門性の発揮!そしてやりがいなんです(^-^)
 また、そのような生活の中での看護は看護師だけでは出来ません。たくさんの他職種との連携がとても大切なんです。
 越谷なごみの郷には沢山の職種が働いています。そしてその職種は全員で入居者さんの笑顔を守る大切な仲間達です。医務の職員はそのようなチームワークを何より大切にしている素敵な白衣の天使❤ばかりです。
 
 是非越谷なごみの郷にお越しの際はお気軽に医務室へお寄り下さい。医務室の看護師は施設内の看護師だけではなく、地域の看護師を目指しています。どんな事でも相談にのりますよ☆お待ちしています(^-^)
白衣の天使 写真3

なごみバースデー

こんにちは!!
生活相談員の坂本です(*^_^*)
突然ですが皆さんは16年前、何をされていましたか?
なぜそんな事を聞くかというと…
越谷なごみの郷はこの10月で16年を迎えました!(^^)! 

私の師匠O生活相談員は開設当初からいる職員の一人。
入居者さんのことはもちろん、あの電球はどうやって交換するの?あの設備は一体何?
あそこのカギはどこにあるの?あれってなに?????
等々、どんな質問も分からない事はありません。
歩く越谷なごみの郷“Mr.Nagomi”と言っても過言ではありません。

他にも開所から勤める職員には、K係長。それから、途中で産休などのお休みがあったそうですがT課長、N保健師、A看護師も開設当初からいるそうです。
素晴らしい!!!そして、なごみの郷には10年を超えて働く職員も大勢います。
なごみの郷を支えてくださっている皆さんに感謝(^_-)-☆
これからもなごみの郷の入居者さん、職員を支えてください!
私も、早くそんな職員の一員に入れるよう尽力しますね。

ちなみに…現在の職員数は施設全体で約150名、平均年齢は42歳!
若い力と人生経験豊富な皆さんのおかげで今のなごみの郷があるのです!

16年の間、なごみの郷にも師匠にも色々歴史があったと思いますが、そのご詳細に関しては師匠におまかせします!
乞うご期待!

「特別な一品」

みなさんこんにちは!管理栄養士の原田です!
10月、ユニット型のショートステイでは、「餃子が食べたい」という利用者のリクエストに応え、餃子作りを行いました。
餃子は市販のものではなく、皮から利用者と職員が協力して作りました!
普段は、何気ない世間話程度の利用者間も、「皮の柔らかさは、この位かねぇ?」などとお互いの耳たぶを触りながら、笑いあり、笑いあり、笑いあり・・・。

焼く場面においては、目の前で焼けていく様子に食欲が増すように、ホットプレートを使いジュウジュウと焼き上げていく。その餃子を待ち遠しくみんなで囲いながら、餃子の完成!
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皮も固くなく高齢者でも食べやすく、にんにくと生姜が適度にきいていて、とてもおいしくでき、利用者に好評であり、ぺロリと完食!
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特別な食材を使った餃子でもなく、普段と変わりない食事の一品ではあるものの、自分達でつくりあげていく餃子は、単なる餃子から「特別な一品」と映り美味しくなっているのかも知れません。
そんな「特別な一品」にご興味のある方、10月26日にも「餃子作り」を予定していますので、ユニット型ショートステイに足を運んでみませんか。