「想いは伝わる・・・」

こんにちは。日々暑さ増し、夏バテ気味。
「甘酒は飲む点滴」を耳にし、実践しようと思っている、特養B館フロア責任者の小倉です。

先日、妻の実家にてホームステイに来ている外国の方と夕食を共にする機会がありました。
正直、「Hello」や「yeah~!!」位しか話せない英語力でしたが、ジェスチャーや表情のみで切り抜ける事ができました。

「自身の気持ちを伝える」「相手の事を理解する」
これらは、日々介護を職としている私達は毎日行っています。
「生まれた国が違うから」という理由で相手の理解が出来ないなんて、介護の専門職とは名乗れません。
嬉しい表情やジェスチャーは相手に伝わるし、相手の理解にも繋がります。

夕食も終え、気が付くと私達は「yeah~!!」位の言葉や異常なまでのジェスチャーで、相手の伝えたい事や自分の伝えたい事は共有出来ていました。非日常を経験したことやコミュニケーションについて考えさせられる有意義な時間でした。

言葉も大切ですが、その場に纏っている雰囲気や表情から成るコミュニケーションは気持ちを共有できますよ。

皆さんも機会があったら恐れず、実践を!!

作品

越谷なごみの郷のデイサービスでは、身体を動かす体操のほかに「季節を感じること、手先を使用し脳への刺激を増やす」ことを目的に 季節ごとに、咲く花や行事などをテーマに作成物をしています。

現在飾っているのが紫陽花の花と雨を連想する物です。

写真①

・紫陽花の花を1つ1つ折り紙で作成される方、・作成した紫陽花の花を貼りつける方、・細かい色紙を貼り付け虹を作成する方等、皆さんが行える役割を分担し作成をしました。
作成中も皆さん「いろんな色の花があった方がいいわ」「女の子の長靴は赤よね」などと会話が飛び交いながら作成されていました。

6月~7月の作成は、花火を作成しようと提案があり現在、作成を進めています。

写真②

・新聞を切り丸める方
・丸めた新聞紙にいろんな色のセロファンを巻きつける方
・模造紙にセロファンで色のついた玉を丁寧に貼りつける方…

 今回も、皆さん力を合わせて作成されています。

写真③

大輪の花火が打ちあがることを想像し、完成することを皆さん楽しみにされています。

デイサービス管理者 佐藤

~社会福祉法人等の利用者負担軽減措置制度について~

先月、施設入居利用者家族・後見人様へこの制度のお知らせのお手紙をお送りしました。

この「社会福祉法人等の利用者負担軽減措置制度」というのは、社会福祉法人、自治体に特別に認められた制度です。
この制度はどの社会福祉法人も行えるわけではございません。
制度を推進しようと都道府県に登録した社会福祉法人が使える制度です。
利用者負担軽減を申し出た社会福祉法人・市町村が行えるサービスは埼玉県では10種類あります。
この中に、社会福祉老人福祉施設(越谷なごみの郷)も含まれています。

何が軽減制度になるかといいますと、

利用者負担額(1割負担分)、居住費及び食費の利用者負担。
*旧措置入所者で利用者負担割合が5%以下の方は対象になりません。
ただし、旧措置入所者で利用者負担割合が5%以下の方であってもユニット型個室の居住費は対象となります。
*特別な室料、特別な食費は軽減対象になりません。

軽減対象者の要件ですが、
市町村民税世帯非課税であって、次の要件を全て満たす方のうち、その方の収入や世帯状況、利用者負担等を総合的に考えて、生計が困難な者として市町村が認めた者
・年間収入が単身世帯で150万円、世帯員が1人増えるごとに50万円を加算した額以下であること。
・預貯金等の額が単身世帯で350万円、世帯員が1人増えるごとに100万円を加算した額以下であること。
・日常生活に供する資産以外に活用できる資産がないこと。
・負担能力のある親族等に扶養されていないこと。
・介護保険料を滞納していないこと。

と、全部で5項目あります。

申請の方法ですが、ご入居者の居住する保険者(市町村)の介護保険課へ行って申請します。
必要書類は、年金支払通知書もしくは預貯金通帳(世帯員の方すべて)など収入確認できるもの、健康保険証です。
預貯金通帳は施設で管理しておりませんので、申請はご家族様や後見人様にお願いする形になります。
※越谷市に住所があっても、別の市町村が保険者ですとその市町村に申請することになります。
当施設に入居中の利用者で、申請に行かれた際は各フロアの責任者かケアマネにお知らせいただけると助かります。

ご不明な点がございましたらお問い合わせくださいませ。

施設ケアマネ 井上

法人居宅合同研修会

今年度からはじまった3法人(社会福祉法人エンゼル福祉会、越谷なごみの郷、藤代なごみの郷、おたけの郷)ケアマネによる合同研修会。

5月30日に第1回目として医療との連携をテーマに「埼友クリニック」より講師をお招し勉強会を開催しました。

<内容>
・「医療との連携での中で日頃悩んでいること」
・「診療報酬改定からみる病院との連携について」、
・「具体的な事例に学ぶ病院との連携について」

グループワークでは医療相談の窓口がわからない。連携するタイミングがわからない・情報を共有できない。医師と上手くコミュニケーションが出来ない等、ケアマネが医療連携について普段悩んでいる意見や声が多くあがりました。
でも実は医療ソーシャルワーカー側も同じ悩みを持っていてケアマネとの連携を希望しているということが医療側の話を聞くことで知ることできました。

・病院は報酬改定もあり退院支援に積極的であること。
・退院支援は入院日より始まり3日以内に7日以内に退院支援が行われること。
・病院調整スタッフは在宅介護のケアマネと連携をとることで正確な情報を得ることで退院調整が行いやすくなること。

今回の研修では利用者が在宅生活を継続できるようにスピーディーな医療との連携について学ぶ機会となりました。

合同研修③

合同研修②

合同研修①

地域包括ケアシステムでは医療と介護が高齢者の住まいを中心として最も近い存在で連携することが求められています。利用者さんの介護を考えるにあたっては介護と医療スタッフが共に意見を出し合ってケア方針を決めていくことが地域包括ケアを可能にする大切な点だと再認識しました。

居宅支援事業所 介護支援専門員 藤井 一成

「親心・・・??」

こんにちは。4月より仕事復帰しましたフロア責任者の滝澤です。
ママ1年目、息子も10ヶ月になりました!!
さて、最近わが家では息子の為にこんな物を買いました。

①

②

通せんぼ、、、
見ての通り最近、掴まり立ちやつたい歩きを始めた息子の為に階段から落ちて怪我しないように・・・と言う親心で設置しました。
しかし、ふと考えました・・・。
これって、登りたいのに行かせない・・・。
ママについて行きたいのに階段登らせない…。
もしかして、虐待??
でも、怪我して欲しくない…

私たちのフロアでも同じような事があります。
私たちの支援があれば、自分で歩ける高齢者、歩く事以外にも、一部手助けすると自分で何でも出来る事が出来る。
でも、常に1対1の支援が難しいのが現状…。
どうしたら、高齢者がケガなく自分で出来る事を続ける事が出来るのか日々模索中です。

階段に登りたい息子、どうしたら安全に登ることが出来るか、階段以外に注目してもらえるのか、これまた日々模索中です。

子供の成長には日々びっくりさせられっぱなしです。
これからも仕事と子育てを両立して頑張ります。
応援よろしくお願いします。