皆さん、こんにちは。訪問介護の国府田です。
コロナでおうち時間が増えたので、何か新しい事を始めたいと思い昨年から趣味でタロットカードの勉強を始めました。
タロットには「死神」や身体に剣が10本も刺さった「ソードの10」など見るからに恐ろしいイラストの物もあります。
「なんだか不吉な絵だし、自分の運勢を占った時にこんなカードが出たらどうしよう…」なんて思ってしまいますよね。
私もタロットを深く知るまではそう思っていました。
けれど、そんなカードが出てしまっても大丈夫!
「あなたのその問題は、こうやって対処してみてはどう?」
と言うカードからのメッセージだったのです。
もちろん良いカードが出たからといって胡坐をかい何も行動を起こさなければ良い結果は訪れません。
当たる、当たらないに捕らわれないで、それらカードからのメッセージを人生のアドバイスや教訓として受け止めています。
やってみると案外楽しいものです。おうち時間に是非どうぞ!
みなさんはバレンタインデーにはどんな思い出がありますか?
昭和生まれの女性陣には大好きな彼氏にドキドキしながら渡した思い出や片思いの男の子の机の中にこっそり忍ばせたりと、甘ずっぱい記憶があると思います。好きな人に思いを伝える日でした。
しかし、時代は平成から令和に。新時代のバレンタイン事情は様子が少し違います。
初めて耳にしたのは数年前、「友チョコ」というものがいつの間にか登場していました。
学校の友達、部活の先輩などとチョコレート交換をする儀式です。私の娘もその儀式に毎年参加をしております。
母は毎年ラッピングを担当しております。
小学生から始まり、現在高校生。
社会参加の広がりと比例して友チョコの数が増えていきます。
15個のカップケーキから始まり、今年は60個のティグレを作りました。
時間も手間もお金もかかりますので、大量生産しやすい簡単なものにするか、数を調整するかを提案してみました。すると、「楽しい人生を送れているのは周りの人たちに恵まれているからなんだから、みんなが喜んでくれるものを作りたい。」と。
友達とお菓子交換をし食べる楽しみから、楽しい時間や悩み事を共感してくれる友達、お世話になっている先生方、家族に対する感謝の気持ちを伝えるツールへと変化をしてきました。
今年のバレンタイン準備は、娘の成長を感じながらラッピングの手伝いをしました。
父の日、母の日、敬老の日など感謝の気持ちを伝える日は色々ありますが、バレンタインデーはみんなに感謝の気持ちを伝えられるスペシャルな日になりますように。
居宅介護支援事業所 山本
日本財団「人生の最期の迎え方に関する全国調査」(2021/3/29)によると、人生の最期を迎えたい場所として「自宅」58.8%、避けたい場所「子の家」42.1%、「介護施設」34.4%、親は「家族の負担にならないこと」95.1%、子は「家族等との十分な時間を過ごせること」85.7%「自宅」の理由として「自分らしくいられる」「住み慣れているから」などがあげられている。
ケアマネジャーとして毎月のように利用者さんのお宅に訪問させて頂く。
当然に利用者さんのお宅お宅で家の様子は皆違う。
家にはそれぞれ歴史があり、生活様式もそれぞれ違うし、利用者が生きてきた人生そのものが見えてくるのでキョロキョロしてしまうことが良くある。
自宅はホーム。
外部から制限されず、自分の生き方が完結できる住み家である。
しかし、日本では最期を迎える場所として7割以上の方が病院という現状がある。
思い通りの最期を迎えられていないギヤップがある。理由としては核家族化だったり、社会システムだったり、病気や症状等、いろいろありそうだが、家族の関係も大きく影響している。
親の約8割は人生の最期は「家族には迷惑をかけたくない」と思っている。
「人生の最期は9割が積極的な治療よりも、無理せずに治療せずに、体をらくにさせることを優先」したいと思っている。
逆に子は、親がいざ救急救命が必要な状況になると「できる限りのことをしてほしい」、「一日でも長く生きてほしい」、(延命)何もしない=死という状況を受け入れられない。
家族だからこそ情も絡む。
穏やかな死が良いのはわかっていても、結果的に延命を、代理意思で親の重大な命の選択をしなくてはならないジレンマで苦しんしまう。
私自身、もしもの時に「自分らしい生き方を」全うできるように、親や兄妹、子供たちに意思決定のジレンマ等で、悩ませずに穏やかに過ごすことができるように、日頃から人生の最終段階について自分の意思を伝えていきたい思う。
私には高校生になる娘と息子がいる。二人とも最近、スマホを持ったので父子の「グループLINE」を作る。
今まで離れていた分、その心の時間を埋め合わせするように、時に何気ない日常会話を楽しみ、子供たちとの会話は、私にとっても有意義な時間となっている。
まだまだ人生最終段階の話しは早すぎる話題。
今は親として子供たちの自主性を尊重し、共感し、見守ってあげたいと思っている。
そんなこんな親心がしみじみ伝わる今日この頃を過ごし方である。
居宅のケアマネジャー 藤井 一成