バレンタインデー

みなさんはバレンタインデーにはどんな思い出がありますか?

昭和生まれの女性陣には大好きな彼氏にドキドキしながら渡した思い出や片思いの男の子の机の中にこっそり忍ばせたりと、甘ずっぱい記憶があると思います。好きな人に思いを伝える日でした。

しかし、時代は平成から令和に。新時代のバレンタイン事情は様子が少し違います。
初めて耳にしたのは数年前、「友チョコ」というものがいつの間にか登場していました。

学校の友達、部活の先輩などとチョコレート交換をする儀式です。私の娘もその儀式に毎年参加をしております。
母は毎年ラッピングを担当しております。
小学生から始まり、現在高校生。
社会参加の広がりと比例して友チョコの数が増えていきます。
15個のカップケーキから始まり、今年は60個のティグレを作りました。

時間も手間もお金もかかりますので、大量生産しやすい簡単なものにするか、数を調整するかを提案してみました。すると、「楽しい人生を送れているのは周りの人たちに恵まれているからなんだから、みんなが喜んでくれるものを作りたい。」と。
友達とお菓子交換をし食べる楽しみから、楽しい時間や悩み事を共感してくれる友達、お世話になっている先生方、家族に対する感謝の気持ちを伝えるツールへと変化をしてきました。

今年のバレンタイン準備は、娘の成長を感じながらラッピングの手伝いをしました。
父の日、母の日、敬老の日など感謝の気持ちを伝える日は色々ありますが、バレンタインデーはみんなに感謝の気持ちを伝えられるスペシャルな日になりますように。

居宅介護支援事業所 山本