介護者サロンと協働

こんにちは、施設ケアマネの伊藤です。
今年も残り少なくなり一年を振り返る時期となってきました。

再三、ブログでアップされているとおり、今年度、施設サービス課では「地域貢献できる取り組みをする」という目標のもと、各グループに分かれ取り組んできました。
私のグループは毎月第3水曜日になごみの郷主催で開催されている介護者サロンにお邪魔させて頂き、地域の方々へ役立つ情報をお届けにあがって参りました。
※介護者サロンとは…なごみの郷の居宅介護(ケアマネ)と、地域包括職員の協働により、地域等で介護に従事している方々の悩みや不安に共感、助言させていただく機会です。

9月には「高齢者の食事」、11月には「移動動作介助のポイント」と題してお話しさせていただきました。
「高齢者の食事」では、食事に必要な身体機能(主に口腔機能や嚥下)の低下した方に対して、実際になごみの郷で行なっている取り組みや体操について。そして、「移動動作介助のポイント」では寝返り・起き上がり・立ち上がり動作を楽に行えるポイントについてご紹介させていただきました。

お話させていただいた内容はいずれも普段私達が施設で実践している内容ですが、自分達が出来るからと言って、参加されている方々にどうお伝えすればいいかを考えると非常に難しく、試行錯誤しながらの取り組みとなりました。(伝えるは出来ても、伝わるを考えると難しいものですね…。)

いずれも参加された方々のご協力をいただき無事に終える事ができましたが、何より、サロン主催の地域包括の職員や居宅職員との力添え(協働)があって成立したことです。
今後はこの協働の力を活かして、実際に参加頂く方々のご意見や感想、リクエストを確認し、反映していきたいと思っています。

ブログをご覧の皆様もお時間があるようでしたら、是非、毎月第3水曜日の午後に開催していますので、お気軽に参加下さい。お待ちしています。