なごみ農園!

『収穫が楽しみ…☆』

みんさんこんにちは(*^_^*)管理栄養士の山田です。

まずは、残念なお知らせが…
5月1日に坂本相談員の筍収穫のブログ…覚えていますでしょうか??
そして最後の一文を…「さぁ、次のブログに筍ご飯が紹介できるかな?」
収穫し、筍ご飯作りましたっ!!
しかし、写真撮影を忘れてしまいました(>_<) が、皆さんの胃袋の中には美味しい筍ご飯がしっかり入りました!! 来年こそは筍ご飯の写真を残したいと思います。 さて、立夏がすぎ初夏の陽気になりましたね(^◇^) なごみの郷の中庭では筍の収穫に引き続き、新しい食材の苗の植え付け、ブドウの実の剪定が行われました。ブドウの実の剪定は私の後輩の原田くんが、総務課の畑担当の金子さんに教えてもらいながら挑戦!! 昨年は1房しかならなかったブドウも今年は期待大!! DSCN6164

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植え付けを行った野菜が実る頃、利用者さんと収穫&料理をして管理栄養士として利用者さんに笑顔になってもらう為に、美味しい食事を作り続けたいと思います☆

施設施錠を考える

 「ここは牢獄よ!」
ある入居者さんが言い放ちました。

 私達は支援の中で、なるべく行動制限をしないように、なるべくその人らしい姿に近づけるように、なるべく…、よく使う言葉で自分たちを正当化しているのかもしれません。

「なるべく」とはどうゆうことか、意味的には「可能な限り」とか「可能な範囲内での最大を目指す」と言う意味があるらしい、つまり可能でない事、出来ない事は「なるべく」の範疇には無い。
 では何が可能で、何が不可能なのかを誰が決めるのだろうか、職員?入居者?家族?法令??
 私達は暮らしの中で、他者から可能・不可能を決められ、何かを制限されたり、諭されたりする場面は、そうそう無いですよね。
 だから僕自身も、自宅から出掛ける時に、家族や他者によって外から施錠をされ、「出られない」ということも無い。

 施設の中にはまだまだ施錠されている箇所があり、また外へ行くことへの対応が図れていない場面が多く、入居者の意思と比べ、施設として応じられないことが沢山あり、入居者にとっては「牢獄」と変わらない暮らしを強いていることを自覚しなくてはいけない。
 
 そして我々は、可能な限りの専門職が応じるからこそ出来る「可能」の枠を増やし、1人より2人、1部署より、施設全体で取り組む事で、より不可能を可能にしていく。そして、地域全体で取り組む事ができれば、施設の外へ自由に出られるということにも、応じていけることでしょう。
 それでも入居者の意思の全てには叶えられない事があるかと思います。それでも、1つずつ「応じられる」に近づく為に、取組みを進めていく事が大切ではないでしょうか、、、

 そして、越谷なごみの郷では、そんな同じ想いを持った有志による「OPEN会議」という素敵な集まりがあり、毎月ああでもない、こうでもないと、不可能を可能にする為の話し合いをしています。

施設サービス課係長 閏間 

筍発見から収穫へ

こんにちは♪
生活相談員の坂本です!

先週、管理栄養士の原田くんが竹林でタケノコ発見!とブログに載せていました。

美味しいタケノコご飯^o^
坂本『収穫はいつ??』
原田『明日です!』
ワクワク ソワソワ…

そして…収穫当日
がんばれ原田!
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立派なタケノコ収穫!!
原田『みんなに見せてきます!』
入居者の方々に採れたてのタケノコを『見てください!』と言いながら見せて回っていました。
入居者のみなさん『すごいね~』と満面の笑み。
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『美味しいタケノコご飯食べましょうね』と、満面の笑みの原田。

管理栄養士として“美味しい物を食べてもらいたい”という想いが伝わってきた一面でした。
そういえば、美味しい食べ物を食べた時って幸せな気持ちになったり、笑顔になりますよね♪
きっと、管理栄養士としてもっともっと深い想いがあるのだろうと感じました。
それぞれの想いでぶつかり合うこともある私たち…ですが願いは一つ!
入居者様、利用者様の暮らしを豊かにする!そして笑顔が見たい!その為に、私たちはこれからも力を合わせ奮闘していきます!
さぁ次のブログには、筍ご飯を紹介できるかな?

中庭の筍

こんにちは!管理栄養士の原田です!

越谷なごみの郷には中庭があって、そこには入居者の注目を浴びている「竹林」があります!!!

その竹林をよく見てみると…なんとタケノコが生えていました!!!
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このタケノコはだいぶ成長してしまいましたが、次に出てくるタケノコは見逃さず収穫し、タケノコご飯を作ろうと思います。

収穫には職員だけでなく、入居者も関わることで食べること以外でも「食」を楽しんでもらえるような取り組みを越谷なごみの郷では行っています。

今後もゴーヤ、きゅうり等の夏野菜もなごみで作り、収穫していくので乞うご期待!!!

「普通は貴重」

熊本地震に被災された多くの皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
熊本の高齢者施設の方、どうしていらっしゃるだろうと按じていますが、施設では義援金に協力することしか出来ませんが、有志で義援金を募り送金させて頂きました。
現在(いま)の日本には、北海道から沖縄まで、どこにいても震災が発生する可能性が考えられるものであり、私たちの所でも今の非常災害用品の蓄え(準備)でいいのだろうか?と危機感を感じないではいられません。

今年も施設に燕がやってきて、巣を作り始めました。

中庭の竹林には、鳩が巣を作り、筍が採れ、玄関先の藤棚が見事に咲きました。

そして、施設は人事考課の真っ最中です。

こうして、恒例の事が当たり前にできることに感謝し、季節を感じ、美しいと思える普通のことが、改めて、貴重なことに思えるのです・・・
被災したみなさまが、1日も早く普通の暮らしに戻れることをお祈りしています。
                                          橋本
藤棚2
筍

働きたい!

4月のある日、入居者と共に社会福祉協議会のボランティアセンターへ登録申請に行きました。
施設で暮らす入居者が施設内でボランティア活動するといった感覚がなかった私に、入居者の何気ない一言を聞いて『なるほど』と思った出来事があります。

なごみの郷では 入居者自身が誰かに必要とされ役割を持てるように支援を行なっています。
そんな中『こんなに仕事をしているのに、何の成果や報酬がないなぁ…やる気もなくなるよね』と入居者の気持ちは別のところにあった事にハッとしました。どのようにしたら形あるものになるかを模索…。
沢山の方々からのアドバイスをもらい、越谷市のボランティア登録に出向いてみることになりました。
登録をすると、指定のスタンプノートに1回の活動で1つスタンプを押す仕組み。そしてノートのスタンプ欄が全て埋まると、成果として年度の最後に報酬を頂けるもの。
登録後当初は、スタンプをもらいに行く事に慣れなかった入居者が次第に自ら活動ノートを持ち、「今日は1個」「朝から晩まで忙しいよ」と嬉しそうな表情です。年度が変わり、2度目の登録申請に行く事ができました。
私たちは日ごろ、高齢者の活動を「手伝い」「ボランティア」といった視点で捉えていましたが、例え高齢になって、身体に障害があったとしても、「働く」ことでの自分の存在価値を望む事は、本来の姿として当然なのかも知れませんね。
高齢者が生きる施設ではなく、高齢者が活きる暮らしを応援していける施設を益々追求していきます。

<介護保険つぶやきメモ>
要支援・要介護状態予防や健康増進、社会参加活動を目的としている越谷市独自の事業に、施設入居者が参画できる事が要介護の重度化予防の1つとなっているのは確かです。
昨年度4月介護保険法改正で、施設入居者は原則要介護3以上となりましたが、入居してから元気になって要介護度が軽くなった利用者・施設の取り組み等を市区町村ごとに、どう捉えていくのか気になるところです。
平成37年を目処に、国は地域包括ケアシステムの構築を目指しています。
介護予防や地域で取り組むこの法改正に施設として出来る事、その1つとしてベッドシェアリングがあります。このベッドシェアリング体制がスタートして10年余りが経過しておりますが、まだまだ活用しきれていない現状に、なごみの郷は今年度取り組んでいこうとしています。

施設ケアマネ 井上

安心して子供を産める施設へ

『子供を持つ女性が社会復帰を諦めない!』
女性にとって妊娠や出産は大きな喜びであり、未来の希望でもあります。
でも、実生活の面では、「今の仕事を手放して、育児が落ち着いた後に再就職できるのか不安…」という悩みを抱えてしまうケースは少なくありません。
出産後も、社会との関わりを持っていたい女性や、それこそ子供や生活のために働かなければならない女性だっているはずです。
しかし、現代の社会環境では、小さな子供がいる女性の再就職は簡単なものではありません。
なごみの郷では、育児休暇中の職員が1年半ぶりに復帰を予定しています。また、現在21歳の介護職員は産休中で、3月にめでたく無事出産しました。そして、そして、管理栄養士と係長が5月から相次いで産休に入ります。お腹も大きくなるに連れ、職場のみんなも出産を待ち遠しくもあり、「留守を守るぞ!」と成長が期待できる職員もいます。
復帰後も無理なく働ける環境を作れるよう、会社側は、準備していきます。
でも、保育所の事や、色々課題はありますね。
生まれて直ぐの子どもを連れて出社出来たらいいなあと思うのです。
介護施設だから、可能なことだと思うのです。
お金もかからない、高齢者がまだ動かない赤ちゃんなら見ていてくれます。
新米ママも安心して目の届くところで仕事ができる・・・
そんな会社風土にして行きたいと思います。
また、復帰後の様子など報告しま~す。
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                               橋本

人事異動

みなさ~ん、 こんにちは! ご無沙汰しております。
B館係長木下です。
越谷なごみの郷では、4月に職員の大幅な人事異動が施されました。
同じ状況にある施設さんも、多くあると思います。

4月1日は、各館とも緊張が漂っていました。
移動になった職員の必死な表情。見ていて思わず「力抜いて!」と言ってあげたい位でした。
移動になって1週間がたち、少しずつ職員の緊張も解れてきていますが、まだまだ本人達には、よい緊張感に浸っております。

人事異動になった職員のみなさん!(越谷なごみの郷の限らず)
色々な思いがあったと思いますが、新たな職場で新たな気持ちで頑張ってほしいと思っています。初心を思いだし社会人として当然あるべき人事異動を経験し、また1歩成長していくことを喜びとして下さい。
支えていく職員はたくさんいます。みんなでエールをおくります。
今そこで働いている自分こそが、誇れる姿であることを信じて下さい。
頑張れ!みんな!!!

大きな桜の木の下で

なごみの郷のブログにお越しいただき有難うございます(^_-)-☆
寒かった冬も終わりを告げ、暖かく活動的な季節になって来ました。
今まさに花粉症に悩まされているショートステイ相談員の村上です。

気象庁は3月21日東京で桜が開花したと発表しました。平年より5日程早い開花で都心では桜が満開になるのは3月末から4月初めとの予想でした。
開花が発表になってから季節は冬に逆戻り…(-_-;)
暖かくなったり寒さが戻ったりで、体調を崩される方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中、越谷なごみの郷のB館入居者さんとショートステイ利用の方々と一緒に今年もお花見企画として「桜の木の下でお弁当を食べながら楽しもう!」を3月28日に予定していました。
生憎の天候と桜の開花状況で延期となってしまい入居者さんやショートステイ利用者の方々からも残念がられる声が沢山あがりました。
それもそのはずです!!
お花見会の参加を「どんなお弁当?」「ビールは飲めるの?」と楽しみにしていた為、風邪を引かないように、体調を崩さないようにと日々参加出来るように心掛けていたからです。
何か目標をもってその為に心掛けて取り組む姿勢は素敵ですよね(^_-)-☆

全体的に桜は8分咲きほどですが…
楽しみが先延ばしになった当日はこんな素敵な笑顔満載☆☆☆
H28年3月30日写真①

H28年3月30日写真②

毎年毎年素敵な笑顔に出会える♡~桜の花って最高ですよね!!
来月はいちご狩りを企画しています❤

「ソフト食のおはぎ」

「ソフト食のおはぎ」

こんにちは。
管理栄養士の太田です(^O^)

今年度より定期的に法人の栄養士が集まり、自分の施設で行っている取り組みや、こんなことはどうしているかなど意見交換の場を設け、日々の業務に役立てています。

なかなか他の施設のことを知る機会がないのでとてもいい機会となっています。

今月の16日はお年寄りでも安全に食べる事ができる『ソフト食のおはぎ』を試作し、試食しました。
おはぎと言えば、餅米にべったりとしたあんこ…(^_^;)
私たちでは何ともない食べ物でも、食べる機能が低下した高齢者にとっては危険な食べ物です。

どのようにしたら、飲み込みの機能が下がっている方でも食べることができるか各自レシピも持ち合い試作しました。

一番よかった作り方は…
① お粥にゼリー食用の増粘剤を加えます。(今回はホット&ソフトを使用しました。)
② ミキサーで攪拌する。
③ バットに流し、粗熱をとります。
④ あんは少しゆるめに練り、ホット&ソフトを入れ加熱し、粗熱をとります。
⑤ ラップの上にあんを広げ、あんの上に切り分けたお粥ゼリーをのせる。
⑥ ラップを使ってお粥ゼリーを包みます。
⑦ 楕円形に形を整え、ラップを外し、皿に盛り付けて完成!!!
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完成図
完成図はこちらです。

口の中でべたつくことなく、喉通りもなめらかでした。
ひと手間かかりますが、見た目も味もおはぎそのもの!!とてもおいしくできました☆
ソフト食、ペースト食を食べている方でも、目で楽しめる食事を提供できるように取り組んでいきます。