「地域ケア会議」

先日、大相模地区の地域ケア会議に参加。
メンバーは医師、歯科医師、薬剤師、医療相談員、療法士、自治会長、民生委員、市役所職員、包括職員、ケアマネ、ショートステイの相談員で『介護保険サービスを利用せず、夫が妻の介護を1人で行い続け、要介護状態の悪化を認めるケースついて』のテーマで話し合いに。

今回は、「何とか支援につなげようとする支援者側の一生懸命さが、結果的には相手が頑な態度になってしまった」ということを反省して振り返った内容。
そんな状況で機転となったのが地域の民生委員さんの訪問だった。

その手法は

顔見知り→ホッとする。

相談して話しを聞く→ホッとする。

言える相手なら自然と話す→心をとかす。

信頼関係を築くには時間がかかるもの。
初めの関わりが本当に大事だとあらためて学びました。

「地域ケア介護」は立場立場の視点や考え方に触れて、いろいろな気づきを得られる場です。
そして自分たちを知ってもらえる場でもあります。

地域の居宅支援事業所として、より良い地域づくりに貢献してきたいと思います。

主任介護支援専門員 藤井 一成

第5回ボランティア懇談会

みなさん、こんにちは。
施設ケアマネとして勤務して気付けは5年目に入った伊藤です。

第5回ボランティア懇親会を12月8日に開催させて頂きました。
懇親会では10時半から1時間程度、日頃お世話になっているボランティアの皆さんとデイサービス主任、施設ケアマネジャーで歓談をさせて頂きました。

12月13日写真

なごみの郷へのご意見、困った事、来年の抱負などテーマを設けボランティアの皆さんからそれぞれ伺いました。
ボランティアをしていて利用者さんから感謝や励ましの言葉をかけられ元気をもらっているというご意見も頂きました。
また、認知症の利用者様への対応に戸惑う事があるというご意見もあり、ボランティアをしてくださる方々に認知症の症状や対応などをお伝えする必要も感じました。
そして、皆さんのおっしゃっていた通り、まずは自分の健康第一です。
無理なく末長くよろしくお願いします。

ボランティアの皆さん、今年も大変お世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。

『今年度の目標』

みなさんこんにちは(*^_^*)
管理栄養士の山田です。

今年も残すところあとわずかとなりました。この一年を振り返るにはまだ少し早い気もしますが、そうこうしているうちにあっという間に一年が終わってしまいますね。
私も管理栄養士として今年の目標を立てていますが、そのうちの一つ!!

『免疫力がUPできるような献立作成』
の、取り組みの一つとして濃縮還元トマトジュースゼリーをおやつに提供しています。

なぜトマトジュースかというと、みなさん良く耳にしたことはあると思いますがトマトにはリコピンという成分が豊富に入っています。このリコピンには強い抗酸化作用があります。
人間の体内では一定の割合で、活性酸素が発生しています。
活性酸素とは、酸化力が強い酸素のことで、分かりやすく言うと体にサビを作ってしまうという事です。
サビは動脈硬化等の身体に悪影響を及ぼします。
そこでこのリコピンが活性酸素に攻撃されるのを防ぎます。
リコピンは生のトマトを食べるよりも、ジュースの方が吸収率がUPします。(加熱することによってリコピンが吸収しやすい構造に変化する為)

よって、トマトジュースをゼリーにして提供することに決めました!!
しかし、そのままの味では飲みにくい方もたくさんいらっしゃるので調理師さんにも試行錯誤して頂き、みんなで試食し、美味しいトマトジュースゼリーが出来上がりました!!

12月6日写真①

12月6日写真②

他にも生姜やニンニクを使った献立を検討しています!!
新たな取り組みができたらまた報告します!(^^)!

ここはまるで寿司屋・・・

皆さん、お久しぶりです。

C館フロア責任者の目黒です。
寒くなってきていますが、体調には気を付けて下さいね。

先日、毎年恒例の寿司バイキングを開催しました。
今年のテーマは、目で見て、匂いを感じて、寿司屋に行った気分で好きな寿司をたくさん食べよう!!

いつも使っている会議室を寿司屋の雰囲気に。

29日写真①

29日写真②

そして、入ると『いらっしゃいませ』と言う声。
目の前にメニューがあり、好きな物を注文。
みなさん、まぐろばかり注文するからまぐろが足りなくなりそう・・・
『サーモンも人気ですよ』というと、今度はサーモンが足りなくなりそう・・・

29日写真③

普段お寿司屋さんに行く事が難しく、目の前で握ってくれる事が入居者は嬉しく、次から次へとお寿司がなくなっていきます。
今回、一番食べた入居者は15貫でした。

お腹いっぱいになりました。
『ごちそうさまでした。』

職場体験

11月20日~11月22日の3日間、中学生の職場体験の受け入れがありました。

職員一同、中学生に「介護ってこんな仕事なんだ」「将来こんな仕事に就きたいな」と、
【魅力を少しでも感じてもらえる体験にしよう!!】と意気込んで受け入れをさせていただきました。

デイサービスでは看護師や介護職員が付き添いながら
・体温の測定
・運動や体操の付き添い
・車椅子の移動介助
・歩行される方の付き添い介助
・食事の配膳活動の介助
・会話をする時も、ただ話すのではなく、「その方がどんな方なのか(情報収集)」「どんな手助けを必要としているか等(アセスメント)」を理解できるような会話をしていくこと 等
の体験をしていただきました。

中学生からは、介護の仕事に就いた理由など、インタビューをされる職員もいました。

本日、来ていた利用者さんも
「かわいらしいわね」
「頑張ってね」
「偉いわね」
と、声をかけて下さり中学生の皆さんも嬉しそうに一生懸命頑張っていらっしゃいました。

普段も若さあふれる職員たちが力を合わせて働いていますが、「10代」というキラキラした若さにはかないません。

将来の仕事について少しでも参考になる1日となれていたら嬉しいと感じます。

「10代」のようにはいきませんが、、、私達もフレッシュな気持ちでいつまでも、初心を忘れず自分自身に誇れる仕事をしていきたいです。

デイサービス 佐藤 麻理子

和太鼓祭 ありがとうございました!

皆さんこんにちは(^-^)
いつもブログを読んで下さってありがとうございます☆

さて、越谷なごみの郷では先月第12回を迎えた『なごみ和太鼓祭り』が開催されました。
当日は台風の影響であいにくの大雨となってしまいましたが、雨の中沢山地域の方々がきて下さって大盛り上がりとなりました。

そんな中、会場の盛り上がりを一層引き立ててくれていたのが、地元、光陽中学校美術部の峯先生を始め生徒さん達が作成して下さった秋を彩る沢山の紅葉(舞台装飾)でした。

中山 11月15日〆切分写真

作品をみた入居者さんや来場者からは『素敵ね~』『すごいね~』という声が聞かれ、中には感動の余り涙する方もいらっしゃいました。

もちろん、なごみ祭りが終わった今でも作品は施設のデイサービスフロアに今でも飾ってありますよ。まだ、見ていない方は是非見にいらして下さいね。

「虐待防止・身体拘束廃止の研修」

フロア責任者の岡です。
併せて、虐待防止委員会の委員長も務めています。
今年度の委員会は「未然に防ぐ!!」をテーマに活動しています。

委員会の取り組みの一つとして、11月に施設全職員を対象に、表題の研修を実施します。
日頃からの啓発活動や周知活動も大切ですが、「振り返り」と「引き締め」の為には、大切な研修と感じています。

先日職員を対象に【虐待防止・身体拘束廃止自己チェックリスト】というものを行いました。

その中に、「自分が働く施設では高齢者虐待は起こるはずがない」という項目があります。
この項目に○を付ける職員がいましたが、ここは×だと認識して欲しい項目であると感じています。

自分のケアが虐待や身体拘束に繋がっていないか、他者が行っているケアが不適切ではないかと立ち止り、考え改める上で、「自分が働く施設では高齢者虐待は起こる可能性がある」と認識する必要があります。
絶対に起こしてはならない事象をみんなで取り組んで未然に防いでいきます。

『嚥下機能向上委員会』

皆さんこんにちは(*^_^*)
初めてブログに書かせてもらいます。
今年度より新たに嚥下機能向上委員会がスタートしました!!
メンバーは橋本施設長、委員長のフロア責任者目黒さん、ユニットリーダーの竹内さん、早川看護師、ケアマネ兼相談員の木下さん、管理栄養士の太田さんそして私(山田)の7名で活動を行っています。

嚥下機能向上委員会では以下の目標を立て活動しています。
① 嚥下機能に関するアセスメントを実施し専門性のある取り組みを実施し、嚥下機能の維持向上を図る
② 誤嚥性肺炎での入院者を前年度より減少させる
③ 食事介助による事故、窒息事故ゼロ

これまでの活動はまず摂食嚥下評価表、フードテストを実施。それをふまえて利用者さんを高リスク、中リスク、低リスクに分け、まずは高リスクに上がった利用者さんに注力して取り組みを実践していこう!!というところまで活動が進んでいます(^O^)

実際に高リスクの方に取り組んで頂く事はこんな事です↓↓
① フーフーティッシュ
② フェイスマッサージ
③ 吹き戻し
④ ネック体操
⑤ おでこ体操
⑥ アイスマッサージ
※フーフーティッシュとネック体操は職員が馴染みやすいように委員会のメンバーでネーミングを考えました!!
このネーミングを委員会メンバーであーだこーだ言いながら考えるのもとっても楽しいんですよ!!

10月25日 写真①

10月25日 写真②

10月25日 写真③

このような取り組みを実践し利用者さんが誤嚥性肺炎にならないように頑張っていきたいと思います!!
他にも、ごっくんUP計画書を作成!!!
このごっくんUP計画書も職員に興味をもって取り組みを実践してもらえるようにと委員会メンバーで計画書の名前を考えました!!
まだ書式を作成した段階ですが10月中には記入を終えて実践に移していきたいと思っています。
これからも活動報告を載せたいと考えていますのでよろしくお願いします。

自宅でできる簡単筋力トレーニング

理学療法士の大川原です。

前回は有酸素運動について説明しました。
どうですか?始めてみましたか?
前回のブログで始められた方は最初から痩せている人が多いと思います。
なかなか運動を習慣づけるということは難しいと思います。
特にウォーキングなどは天候に左右されやすいですし、これからは寒くなるのでなおさら外で歩くなんて面倒くさいですよね。
そこで今回は屋内で出来る筋力トレーニングをご紹介します。

身体の余分な脂肪を減らすには、脂肪をエネルギーとして消費するランニングなどの有酸素運動と、エネルギーを消費しやすい身体を作る筋力トレーニングの両方を行うのが効果的です。効果を体感するには、少なくとも週に1回以上は行なってください。

自分の体重を使う筋力トレーニング
道具を使わず、自分の体重の負荷を利用して行うトレーニングです。自然に呼吸しながら、それぞれの運動を10~30回×1~3セット行なってください。

1.スクワット…足腰を鍛えます。
 ① 両手を前に伸ばし、バランスを取りながら腰を下ろします。足首、ひざ、足の付け根を同時に曲げるように意識しましょう。
 ② 太ももにしっかりと力を入れて、立ち上がります。

2.腕立て伏せ…上半身を鍛えます。
 ① 手を床についた状態からひじを曲げて、あごを床に近づけます。つらい人は、ひざをついて行ないましょう。
 ② ひじを伸ばして、上体を持ち上げます。この時、背中や腰が曲がらないよう、お腹にもしっかり力を入れましょう。

3.上体起こし…腹筋を鍛えます。
 ① ひざを立てて仰向けになり、手は頭の後ろに置きます。
 ② お腹をへこませるように意識しながら、背骨をひとつひとつ起こしましょう。起き上がれない人は、おへそをのぞき込むだけでも効果があります。

まずこの3種目を行なえるようにしましょう。1日で3種目やろうとはせずに「月曜日はスクワット、水曜日は腕立て伏せ、金曜日は上体起こし」というように曜日で鍛える部位を分けると継続しやすいと思います。
くれぐれも体調がすぐれない場合は休むようにしてくださいね。

では適当に頑張って下さい。
なお、これで痩せなくても苦情は受け付けませんのでどうぞご了承ください。

接遇

デイサービスの相談員をつとめております松久です。
最近、さまざまな企業や団体が「接遇」と呼ばれる、接客業務時における接客スキルの教育に力をいれています。
昨今、お客さまが企業やお店に求めるもの(支払いの対価)が大きくなり、それに伴って対応におけるクレームが多発していると聞きます。私も前職が接客業であったため、それなりの体験はしてきました。

さて、私の所属しているデイサービス(DS)は、介護保険上の定義で「心身機能の維持・向上を図ると同時に、介護者である家族の心身的な負担の軽減を目指し、利用者の自立した在宅生活を支援する」となっています。

デイサービスは、施設に住まれている入居者さんとの大きな違いがあり、気に入らなければ無理して通わなくてもいいという事なのです。
利用者さんの在宅生活が継続出来るように支援すると同時に、継続して来ていただけるようにするには、「接遇」の技術が必要だというコトがとても大切なのです。

接遇とは、五輪招致でも有名になりました「お・も・て・な・し」のコトです。

飲食店でウエイターが水やおしぼりを持ってくるのがサービス。おしぼりを渡す際に「お仕事お疲れ様です」と一言かけて渡すのが「おもてなし」です。すなわち想定内のことは「サービス」で、想定していない、人を気遣った言動や行動が「おもてなし」なのです。
些細な一言なのですが、この瞬間に言われた側はとても感動し、一瞬にして心を開いてしまいます。「おもてなし」⇒「ココロの交流」が接遇のゴールでもあるわけです。

私たち介護職が「おもてなし」の意識を持って接することにより、利用者さんが「ココロを開いてくれる」それが「ココロの交流」であり、最終的にはお互いに大きな信頼関係が構築されます。

まだ私は残念ながらどうすれば「ココロの交流」が出来るかという具体的な策を持っていません。ただし、一つだけポリシーを持っています。

「楽しみにしてもらう」「楽しんでいただく」「笑顔で帰っていただく」

この3つを実現するためには、一人ひとりの望んでらっしゃること、不満に思ってらっしゃること、満足してらっしゃることを日々のケアから観察し、会話し、心の声を聴くようにしなければなりません。
この方法がすぐに「ココロの交流」につながるかどうかは分かりませんが、常に相手のシグナルがキャッチ出来るアンテナを用意しておき、一人でも多くの利用者さん、またなごみの郷に関わる全ての方と「ココロの交流」が出来る介護職、気遣いが出来る人間でありたいと思いますし、介護に関わる職員全てが同じ想いを共有出来るように伝えていきたいと思います。