日々 研修しています

皆様こんにちは。
7月よりC館の「施設ケアマネ兼生活相談員」となりました伊藤です。

以前、施設ケアマネとして担当していたケアプラン作成や要介護認定申請や調査などの業務のほかに、入居の相談や判定に関わる生活相談員業務が加わりました。
慣れない業務もあり、あたふたしています・・・。

そのような中ではありますが、施設内で定期的に開催している研修を受け持つことになりました。越谷なごみの郷では入居者の方々の安全と健康を守り、ご家族様も安心できる施設を目指して定期的に研修を行なっております。
研修のテーマは人権擁護、緊急時の対処法、食事、口腔ケア、看取り、腰痛予防、認知症などなど様々ですが、今年度、私は移乗研修の担当となりました。

移乗研修は車イスへの移乗・車イスでの移動の注意点や方法の基本を確認し、実技の練習を行なうという内容で行っています。
移乗動作も自分が学生時代に習ったものとは方法も違うため、研修の講師をするにも、自分自身も勉強の日々ですが、入居者の方々に、少しでもよいサービスを提供できるように努めていきます。

食事作り

皆さん、こんにちは!C館係長の目黒です。

11月も中旬になり、ぐっと寒くなって冬がもうやってきます。
寒くなると、暖かいものが食べたくなるのでこれからの食卓は鍋料理が増えそうです。

先日、全国社会福祉協議会の方から、なごみの郷が毎週行っている食事作りなどの活動を取材したいという問い合わせがありました。
毎週行っているので、私たちにとっては「いつも通り」であり、日常のことです。

そんな中、実際に取材をしました。

食堂でテレビを見ていた入居者の方々
「わぁー、餃子美味しそう、食べたいわね」
「昔はよく作っていたのよ」
「にんにくたっぷりが美味しいのよ」と入居者3人の言葉に、食事作りのメニューのメインは餃子に決定!!

キャベツを刻んだり、混ぜたり、包んだり・・・

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それを撮るカメラマン!インタビューをするライターさん!
一生懸命、餃子を作る入居者たち!・・・味見をする私!

食べる為なら取材も忘れて、作ります!!

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なんと、全部で75コの餃子を作りました。

スープとチャーハンも完成。
餃子を作るのに2時間近くかかったのに、食べるのはあっという間、20分で終わってしまいました。

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カメラマンとライターさんも美味しそうに食べていました。

食事作りをやり始めたきっかけ。
私たちは毎日、自分で食べたいものを選び、食べたいものを作り、食べたいものを買うことが当たり前ですが、入居者は毎日決められた献立で生活しています。週に1回、月に1回でも食べたいものが食べられたらと始めました。また、臭いや音で食欲がわいて食べる量が増えることに繋がればと感じています。
私はインタビューでそう伝えました。

食事を楽しみにしている入居者が多い中、1日でも一瞬でも幸せだな~と感じてもらえるような取り組みを継続し続けます。

ボランティア懇親会

先日、施設利用者・職員にパワーとご協力の支援を頂いているボランティアの方々との懇親会を開催いたしました。
沢山のご意見やご感想を頂戴し、あっという間に約1時間が過ぎていきました。

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印象に残ったのは、懇親会に参加されたボランティアの方々が「施設に来ると利用者に元気をもらっています」と話されていた事です。
皆さんがそのように感じていることを知り、とても感動しました。

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施設では、毎月延べ55~65名のボランティアさんに来て頂いております。
ボランティア活動の内容は様々ですが、利用者も職員も、毎回楽しみにしております。

今回、交流会にご欠席されたボランティアの方々へ、この場を借りて感謝とお礼申し上げます。

施設サービス課 介護支援専門員 井上

「配慮」

先日、家族で初キャンプに行ってきました。
普段の喧騒から離れて家族の笑顔に満足。子供と同じ目線で遊べた事にとても満足。
ストレス発散に! 思い出作りに! ワイルドさを得るために!!
是非皆さんもキャンプに挑戦を。

さて、先日越谷なごみの郷内で人権擁護研修を開催しました。
「人権ってなんだろう」「人権擁護って難しい考え方なのか」という声を介護の現場だけでなく、一般的にも耳にします。
私たちの仕事は介護です。介護とはなんでしょうか?
オムツを交換すること。食事をお手伝いすること。寝るのをお手伝いすること。これらは介護の表面であり、介護の本質ではありません。入居者に対する専門的な働きかけや配慮を持てる事こそが介護の本質と考えます。
私達介護職は、なにかしらの理由で施設生活を過ごしている方との関わりが常にあります。なにかしらの理由とは、「身体に関するハンデキャップ」「気持ちに関するハンデキャップ」と様々な理由があります。
日常生活においてさまざまな配慮を持たないと、入居者の人権を侵害してしまう状況が多く発生してしまいます。
私達は、入居者の日常生活に対して「配慮」を全職員同じ認識で持つために研修を通して学びを深めることを繰り返しています。

施設サービス課B館係長 小倉 辰郎

送別会

皆さんこんにちは☆施設サービス課 医務の中山です。長かった秋雨前線もやっと終わり、いよいよ寒さが感じられる季節となりましたが、皆さんは体調を崩されていませんか?

さて、越谷なごみの郷は11月より施設長が交代になります。

そこで、約4年間越谷なごみの郷の為、そして私達働く職員の為にご尽力下さった八幡施設長に何か出来ないかと考え、10月25日にサプライズ送別会を開催しました。

理事長のはからいで施設内のDSフロアでの開催となり、平日の夜にも関わらず休みの職員・夜勤明けの職員含め90人近くの職員が参加しテーブルの上には厨房の協力のもと御馳走が並べられました。

サプライズは大成功!!施設長の周りには次々と職員が集まり最高の笑顔が沢山見られ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

八幡施設長は越谷なごみの郷の施設長に着任してから、常にチームワーク=働く職員の仲間作りを大切にしてきた方です。
約4年間の間には様々な事がありましたが、最後に施設長が大切にしてきた
『越谷なごみの郷の仲間』を感じていただけたかと思います。

★八幡施設長、4年間本当にありがとうございました。
新たな場所でもまた新しい仲間を増やしていって下さいね★

施設サービス課 医務 中山

「次も・・・」

係長の岡です。
先日、小学生の子供の運動会がありまして、早朝から小学校のグラウンドへ足を運びました。早朝にもかかわらず、我が子をビデオカメラに収めようと多くのご父兄が場所取りをしている光景を見ながら、凄いなぁと感心していました。
競技が始まり、一喜一憂する子供たちとその親。自分が子供の頃にもきっと両親がこんな感じで眺めていたのだろうなぁ。
その中には、孫の晴れ姿を見るべく高齢の方も多くおり、頑張っている姿に声援を送る当たり前の光景もありました…
 「当たり前…」
こんな当たり前に訪れる日々が次もその次も当たり前に訪れるのだろうか…
始まりがあれば終わりはありますが、誰もが来年もまたって願いたくなるものです。
私たちの目の前に居る高齢者の姿が、来年も来月も来週も明日もそこにあるのか…
その方たちの未来は介護職や看護職の手にかかっていると言っても過言ではないと感じ、自分たちに求められていることに、応えていかなきゃって思うわけです。

月日の流れは早くて、良い事悪いことが波の様に押し寄せてきますが、自分も「当たり前」が毎日訪れるように健康に気をつけていこうと思う所存であります。

ボランティア

 こんにちわ!介護支援専門員・相談員の木下です。
日に日に秋らしくはなってきていますが、暑い日があったり寒かったり、長雨だったりとなにかと気候が落ち着かない時期です。体調には充分気を付けて
お過ごし下さい。

さて、越谷なごみの郷では今ボランティアさんを募集しております。
すでに、3人の方がご自分のライフスタイルにあわせ、空いた時間を活用してシーツ交換をやりに来て下さっています。

介護現場では、あれもやらなきゃ、これも、そっちもと職員がやることがたくさんあってやりたいけれどやれない現状が多々あります。当然、利用者さんにはやれる事は協力を得ています。それでもなかなか・・・
そこで皆様の空いた時間でお手伝いして頂けたら、と考え、健康教室に来て下さっている皆様にお声掛けしたところ、すぐに来て下さいました。とってもたすかっております。

ご自分の特技を利用者さんと共にやって頂くのも素敵なことですね。
車椅子の掃除などの協力も得たいです・・・

やって頂くだけではありません。私達越谷なごみの郷の職員は地域に出向き、何かお手伝いできないかと活動をさせて頂いております。

少しずつですが、越谷なごみの郷が地域に根付いてきている様に感じるのは
私だけでしょうか?

もうすぐなごみ祭です。
その時に皆様にお会い出来る事を楽しみにしております。

ボランティアのご協力も、お待ちしています。
                   施設サービス課 B館 木下 桂子

敬老の日

残暑の中にもほのかに秋の気配が感じられる季節となりました。
本日も「越谷なごみの郷のブログ」にお越しいただき有難うございます!!
ショートステイ相談員の村上です。

今日は9月19日月曜日「敬老の日」です。
敬老の日とは「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。
「敬老の日」の由来は色々な説があるようですが、実際のところは兵庫県多可郡野間谷村の村長と助役が昭和22年にお年寄りを大切にし昔から伝わる知恵を借りて村作りをしようと「としよりの日」を提唱したことが始まりで、ちょうど農作業も一段落し一年のうちで天候も良い9月15日をその日と定め敬老会が開かれたようです。これが昭和25年兵庫県全体で行われるようになり、後に全国に広がりました。「としより」という名称に抵抗があり「老人の日」と変更。更に国民の祝日にしようと働きかけもあり昭和39年に「敬老の日」として制定されたようです。

越谷なごみの郷では入居者様やショートステイご利用者様のお祝いとして昼食にお赤飯やお刺身を楽しみました!
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隣の方と一緒にお刺身を選ばれたり、お醤油を手渡したり等など、同じ席の方々で交流を図られながら昼食を楽しまれていらっしゃいました。普段なかなか召し上がられない方もお刺身は箸がすすんでいらっしゃいました☆彡
越谷なごみの郷の入居者様、ご利用者様いつまでもお元気で!!

『便秘改善③』

こんにちは。
管理栄養士の太田です。
以前…と言っても去年になりますが、便通改善についてのブログがあったと思いますが、
久しぶりに登場したいと思います。

去年に引き続き、越谷なごみの郷では、下剤に頼ることなく、自然排便ができるように取り組みを行っています。

オリーブオイル、オリゴ糖、納豆、スムージー等いろんな取り組みを行っていますが、なかなか食品では効果が出ない利用者に、

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サンファイバーAIという補助食品を提供したところ、使用前は下剤を月5回使っていたのが、現在は下剤がつくことなく、排便ができるようになりました。

ちなみにこのサンファイバーAIは水溶性食物繊維が多く含まれており、便を軟らかくして、スムーズに排出し、お腹の調子を整える作用があります。

便秘に悩んでる方は、ぜひ試してみて下さい(^O^)/

「立場」

関東ではダム底が見える程の水不足が心配された今年の夏でしたが、一転最近では台風による水害を全国各地で受けてます。台風の被害によりお亡くなりになられた方に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 さて、先日外部の事業所で「介護とは」について考える機会がありました。その中で、施設を利用する入居者と、その入居者を支える私たちは、どちらの立場が上でしょうか?と質問がありました。
回答としては、「それはもちろん、利用されている入居者です」となるのですが、本当にそうなのかを現場での言動や行動と照らし合わせ考えてみました。
世間一般的には、上記の回答が正解だと思います。でも、施設を利用している入居者と私たちで比べた時、入居者の方々の多くは、自分の願いのほとんどが叶う事が少ないように思います。
例えば、起床時間や就寝時間は、可能な限り本人の生活リズムに合わせて行うものの、多くの方は「そろそろ寝ましょうか(起きましょうか)」と職員に声を掛けられベッドで横になります。それは、お盆や大晦日といったことに関係なく365日同じように生活が繰り返されます。
例えば食事介助の場面では、「あと一口ですから食べましょう」と口元に食物が運ばれてきます。
例えばトイレに行こうと立ち上がると「どうされましたか」と職員が駆け寄ります。
つまり、施設で暮らす入居者の方々は、立場は私たちより上と認識しながらも、その多くは介護する私たちの管理のもと過ごしていることが多いように感じるということです。
ですから、職員間の会話の中にも「薬飲ませた?」「○○さん寝かせた?」「午前中にお風呂入れちゃう?」といった言葉を耳にすることがありますが、どの言葉も職員の方が立場が上であることを感じ受けます。

私たちは、「入居者の方が立場が上である」と認識して応じることは大切ですが、それよりも「私たちの方が立場が上となってしまう事が多くある」と認識し、だからこそ入居者の言動や行動に対して、私たちは専門職として受け止め、応じていけることも同じ位に大切なんだと思います。

そう考えられる事で、入居者の方々の言動(願い)の1つ1つは、とても大切な発信で、「その1つ1つを丁寧に応えさせて頂きたい」と受け止められるのでは。

施設で暮らす入居者の暮らしを、より豊かにしていく上では、そんな些細なことも重要な1つなのでは。

施設長 八幡 雅冬