最期について

最近、近くの物が見えずらくなってきた施設ケアマネ伊藤です。

突然ですが皆さんは家族や自分の人生の最期について考えたことはありますか?
私は仕事柄、人の最期に関わることが多いため、親に最期はどうしたいか聞いたり自分の最期についてもエンディングノートに書いてみたりしています。
人生の最期が近くなった時には自分の本意が伝えられないことが多いと思うからです。

最近、石飛幸三先生の講義を受け「人は食べないから死ぬのではない。死ぬから食べないのだ」という言葉が印象に残りました。

最期が近くなった時、看取りか胃ろうや点滴で少しでも長く生きるかご本人の本意が分からずご家族も迷われることが多いです。
食べられなくなった時、最期の支度をされている事を踏まえ、看取りの場合は開始から2週間程度で訪れる別れをご家族が受け入れられるかどうかではないかと思います。
急な別れにならないように最期について普段から考えておくことが必要なのだと思います。

寂しい話になってしまいましたが最期を考えると今日出来る事をしておく事が大切だなと思うこの頃です。

【介護のベテランさん】

枯葉の侯 越谷なごみの郷の前に広がる川柳公園でたたずんでいると季節の移り変わりを感じます。

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木々から落ちた枯葉は「老い」を連想し、哀愁を感じる頃合いです。

今や100歳時代に突入し、今月の越谷の人口統計では100才以上の人口が89人。
人の健康寿命が伸びた分、介護に要する「介護期間」も平均10年であると統計があり、介護が他人事でない時代が到来しています。
介護はきれいごとではない。
日に日に成長していく子どもとはまったくの逆。
子育ては育てる喜びあるけれど、介護はいつまで続くかわからない不安あり、突然に日常生活にのしかかってくる。
後悔しないためにも「自分で抱え込まない」ことが大事だと、日々の相談援助を通して思うことです。

12月、居宅介護支援事業所に、青木弘美さんが新人ケアマネジャーとして入職しました。
青木さんは、長年、父親の介護を全うされ、最期は自宅で看取られた経験を持っています。
「自分の人生を全うした父親の姿に、何もしないで過ごしてしまうのではなく、新しい事に挑戦して行きたいと思った」ことが、この仕事を始めるきっかけになったそうです。

もともとホームヘルパーとして「人と接することが好き」、「ひと言でも利用者さんの心に届く言葉を伝えたい」と気持ちでいっぱいな頼もしい介護のベテランさんです。

新しい仲間を迎え、頼りになる介護事業所となれるように精進してまいります。

居宅介護支援事業所 主任介護支援専門員 藤井 一成

パンの訪問販売

こんにちは、管理栄養士の山田です(*^_^*)

以前にもブログで紹介がありましたが、毎月第1水曜日に認知症カフェ(café Nego)が開催されています。
そこでは、地域の方々と笑いヨガを行ったり、お手玉をしたり、地域の方々と楽しんで活動を行っています。

また、皆さんで楽しんだ後は美味しいパンの販売があります。
今日はそのパン屋さんについて・・・(*^_^*)

11月から越谷市相模町にあるボンボンベーカーリーさんが販売に来て下さっています。
ボンボンベーカリーさんは、就労継続支援B型事業所と言われる事業所でメンバーの皆さんは、パン製造・販売に関わる事を仕事としています。
メンバーの方の希望や成長に合わせて、パン職人としての技術や知識また接客を通して社会人としてのマナーを身につけて地域社会の一員として働いているそうです。

そのボンボンベーカリーさんが11月26日に施設の職員向けにも販売に来て下さいました!!
大盛況!・・・・写真を撮る予定でしたが、どんなパンの種類があるのか見るのに必死で写真撮影を忘れてしまいました…(>_<) 今回は職員向けでしたが、もちろん地域のみなさんも買えます!! 次回の予定・・・12月10日、1月21日、2月18日、3月18日です!!         時間:12:00~12:30頃 地域のみなさんも是非買いにきて下さい!! 認知症カフェの参加もお待ちしております(^O^)/ 認知症カフェは毎月第1週の水曜日10:00~の開催です。

嚥下機能向上研修

皆さんこんにちは。
もうすぐ12月、今年もあと1ヶ月で終わりです。
2018年はどんな年でしたか?
大掃除をして、2019年を迎えましょう!!

私たち越谷なごみの郷は、先月に嚥下機能向上委員会が主催で研修を実施しました。
内容は、①誤嚥性肺炎とは? ②唾液の役割の2点をテーマに、研修を行いました。
そもそも、嚥下機能向上委員会は食事を安全に安心に、嚥下機能を向上することを目的に行っている委員会です。
今回は、職員と家族向けに研修を行いました。

誤嚥性肺炎とは何か?どのような時に誤嚥性肺炎の可能性が高いのか?
誤嚥性肺炎を予防するにはどんな取り組みが必要なのか?
唾液にはどんな役割があるのか?唾液を出すにはどうしたらいいのか?

研修に出られなかった方の為に、少し豆知識!
誤嚥性肺炎を予防するには、首の体操や舌の体操が大事です。
でももっと大事な事は、口腔ケアです。夜の歯磨きが一番大事!!
口の中にはたくさんの菌がいます。菌は寝ている間にどんどん増えていきます。
その為、朝の歯磨きも二番目に大事になってきます。
そして唾液は虫歯から守る役割もあります。
口腔内を整えていく事は、唾液を増やすことにもつながります。唾液は、食事をする際に食べ物と混ざりあい飲み込みやすくするのに必要になります。
ということは、唾液にも誤嚥性肺炎にも口腔ケアをしっかりすることが大切だと言う事です。

歯磨きはえんぴつを持つように、優しく磨く事がコツです。
今日から試してみてください。

フロア責任者 目黒ゆかり

「お互い様」

越谷なごみの郷は、複数のサービスがある施設です。(入居系サービス、訪問介護、通所介護、居宅介護支援事業など)

私たちが提供しているサービスは通所介護(デイサービス)といわれる日帰りのサービスで、主に日中だけの仕事になります。

通所介護で勤務している職員の中には、入居系サービスの部署で勤務していた方もおり、その経験を活かす方、また経験はないけど自分の技術や知識を向上させるためにと、月に何回か夕方~夜の(入居している方が夕食を召し上がり就寝する)時間帯の勤務を手伝う方がいます。

入居系サービスは24時間の仕事(シフトで早番、日勤、遅番、夜勤など)になりますので、通所介護の仕事だけでは学ぶことのできない技術や知識があり、とても良い経験になると職員さんは話をしていました。

通所介護の仕事を終えてから自分の時間を使っての勤務になるため、大変なことであると感じますが、職員の皆さんは自分の技術や知識を向上させるための機会と考えていたり、顔は知っているけれど一緒に働いたことがないという職員の方とも手伝うことをきっかけにコミュニケーションを図ることができ、情報交換や意見交換がしやすくなるというメリットを考え、前向きな気持ちでいたり、困った時は『お互い様』という気持ちでいたりと、とても素敵な考えで仕事に向き合っていらっしゃいます。

こんな素敵な仲間と、ともに仕事ができる喜びをかみしめ、また、ありがたいなと感じる今日この頃です。
これからも、素敵な仲間が増えるよう、働いていてお互いに良い部分を認め合いながら仕事ができるよう、よりよい職場づくりに力を注いでいきたいと感じています。

朝晩の冷え込みが強くなってまいりました、皆さんお身体に気をつけてお過ごしください。

デイサービス 佐藤 まりこ

★インフルエンザの流行時期突入★

皆さんこんにちは(*^_^*)

立冬が過ぎ、いよいよ冬本番になってきましたね。

そこで心配されるのが、昨年も大流行したインフルエンザです。

インフルエンザは非常に感染力の高い病気です。1人が罹ると家族や職場・学校等で蔓延してしまう恐れがあります。
インフルエンザにならない為にもしっかり予防対策をしましょう。

インフルエンザの予防は

①手洗い・うがいの励行
②マスク着用
③予防接種
です。

インフルエンザに罹らず、楽しいクリスマスやお正月を迎えましょう。

看護責任者  中山

地域貢献活動・・・

こんにちは。

いちょうの葉も色づきはじめました。 訪問介護管理者の久保田です。

訪問介護の業務以外の活動について以前お話を致しました。
地域で暮らしていて困っている方の情報を聞き取り発信しています。
 →「地域包括支援センター」→「地域ケア会議」→「行政」と・・・

地域の取り組みの1つで「認知症の症状がみられても地域の方々の見守りで、住み慣れた家で生活を続けられるように」
地域の方々に認知症の症状を理解して見守って頂けるような活動をおこなってきました。

今年の6月に地域密着型老人福祉施設 越谷なごみの郷3Fラウンジに「オレンジカフェ Nego」がオープン致しました。
認知症になったらどうしようではなく、認知症になっても1人悩まない、安心して暮らせる地域づくり、地域の方がホッとできる居場所になることを目的としています。

6回目を迎え、外部講師を招いて行っている、ちょっと手足を動かしながら行う「笑いヨガ」がとても好評です。
地域住人、施設住人・家族、幼児づれの職員 どなたでもご利用できます。
福祉事業「就労継続支援B型」ボンボンベーカリーの方がパンの販売にきており、大人気です。

私達訪問介護スタッフも、運営に関わっています。
皆さん、一度遊びに来ませんか?
 

  

介護技術研修

理学療法士の大川原です。

今回は当施設で開催している介護技術研修についてご紹介いたします。

当施設では職員の技術向上を目的とした研修を開催しております。

その中でも身体の基本的な動作の理解と直接介助するときの介助方法について日々勉強会を開いています。

例えば、人はどうやって寝返るのか、または起き上がるのか、立ち上がるのかを細かく観察する。
次に身体に障害がある場合、どの動作が困難で起き上がる事が難しいのかとか立ち上がれないのかを検討していく。
そして、その動作はどのような介助をすることで可能になるのかを導き出し実際介助をしてみる。
・・・・といった方法で勉強をしています。

各月ごとでテーマを変えて月に数回開催しています。

介護職の皆さんには専門的な視点で介助方法を見出す能力を身につけられれば、自分達の仕事にやりがいを感じることができるのではないかと思います。
また、介護職をできるだけ長く続けられるように自分の身体に負担の少ない介助方法も習得できればと考えています。

来年の3月まで研修は続きますが今後は職員以外の参加も考えています。
介助方法で困っている方など対象にお力になれればと思います。

「川柳地区文化祭開催!!!」

爽やかな秋晴れの中、先日、ひのき荘にて川柳地区文化祭が開催されました。
約1300人の方が来場されたようです。

写真①

一昨年から越谷なごみの郷も川柳地区文化祭に参加させていただいております。

昨年までは利用者さんの作品を展示したり、和太鼓を披露したり・・・

今年は展示や和太鼓披露等で参加するのではなく、文化祭前日の会場準備、当日の会場片づけの部分で協力させていただきました。
パネルや椅子を運ぶことなど力仕事を越谷なごみの郷の選りすぐりの男性職員の方たちが活躍していました。

写真②

川柳地区文化祭を見学させていただきましたが、地域の皆様から「今年は、なごみさん出ないのね」、「ちょっとさみしいわね」等の声も聞かれ、来年はまた展示や和太鼓で参加し、地域との交流をより深めていけたらと感じました。

越谷なごみの郷では川柳地区文化祭以外の地域の行事(まちづくり探検隊、川柳地区夏祭り、地区センターのお花の水やり、クリーン作戦等)にも協力させていただいております。これからも地域の皆様と関わりながら越谷なごみの郷が地域に根付くよう様々な行事に参加し、活動していまいります。

通所介護 篠田 真紀

「笑いヨガ」

こんにちは。
居宅介護支援事業所のケアマネジャ―の藤井です。

昔から「笑う門には福来る」とことわざがあるように、自然とその場の雰囲気を、楽しくする力を持っています。
最新の医療研究では、笑いの健康に対する効果は、科学的にも明らかになってきています。

しかし、わたしたちは日常生活の中で、なかなか笑う機会が持てないことが多く、どうやって笑うかという方法はほとんどありません。
そんな答えの一つに「笑いヨガ」があります。

「笑いヨガ」とは、だれにでもできる笑いの健康体操です。
ユーモアや冗談、コメディーは使いません。最初は体操して笑います。皆で集まって笑うことで、笑いは伝染していきますから、だんだんと無理なく笑えるようになってきます。
笑の体操と、ヨガの呼吸法が組み合わせていますから、全身に酸素が運ばれ、体も気分も心地よい状態になっていきます。

人は「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」とウィリアム・ジェームズの名言があります。
「笑いヨガ」も面白い、面白くないに関わらず、体を動かすことで楽しい気分になる。笑うから楽しいと実感ができます。
越谷なごみの郷で毎月第1水曜日に開催されているオレンジカフェ「Cafe Nego」でも「笑いヨガ」を行っています。

皆さん一緒に笑いませんか!お待ちしております。気軽にお越しください。

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