最期について

最近、近くの物が見えずらくなってきた施設ケアマネ伊藤です。

突然ですが皆さんは家族や自分の人生の最期について考えたことはありますか?
私は仕事柄、人の最期に関わることが多いため、親に最期はどうしたいか聞いたり自分の最期についてもエンディングノートに書いてみたりしています。
人生の最期が近くなった時には自分の本意が伝えられないことが多いと思うからです。

最近、石飛幸三先生の講義を受け「人は食べないから死ぬのではない。死ぬから食べないのだ」という言葉が印象に残りました。

最期が近くなった時、看取りか胃ろうや点滴で少しでも長く生きるかご本人の本意が分からずご家族も迷われることが多いです。
食べられなくなった時、最期の支度をされている事を踏まえ、看取りの場合は開始から2週間程度で訪れる別れをご家族が受け入れられるかどうかではないかと思います。
急な別れにならないように最期について普段から考えておくことが必要なのだと思います。

寂しい話になってしまいましたが最期を考えると今日出来る事をしておく事が大切だなと思うこの頃です。