パン屋さんのパン教室

皆さん、こんにちは。
久しぶりの登場、C館係長の目黒です。
今回もC館のご様子を少しお見せします!
私たちのC館で、2月22日にパン教室を開催しました。
きっかけは、入居者たちがある日の昼食のパンを食べながら、
「作りたてのパンって美味しいのよ、久しぶりに食べたいわ」と言っていました。
その言葉を聞き逃さないのが、うちの職員です。
どうにかならないか・・・  食べてもらいたいな・・・
そこで職員が動きました。
近くのパン屋に行き、なごみでパン教室が出来ないか聞いてみました。
なんと優しいパン屋さん、OKをもらいました。
入居者と一緒にこねる所から教えてくれる事になりました。

そして、実際にパン屋さんの先生のもと、パン教室が開催しました。
先生の指導のもと、パン作り開始です。
まずは、混ぜてこねる事から始めます。もちろん綺麗に手は消毒済み!

次に発酵です。
発酵している間は、休みの時間ではありません。
おかずのマカロニサラダとシチュー作りをします。

そして発酵とおかずの準備が出来たら、4つに分けて丸めます。
皆さん、自分のお昼になるので一生懸命作ります。
2月③

そして、再び発酵です。
おかずのシチューを煮込んでいる間も休みはありません。
お腹をすかせる為に、美味しいパンが膨らむまで体操をして運動です。
2月④

そして、パンを焼く作業にうつります。
みんなの愛情がこもったパンが焼けるのを待ちます。
そしてついに完成です。
出来上がったパンを見て、入居者から「おーーーー」と嬉しそうな表情と声が・・・
2月⑤

そして昼食に出来たてパンとあつあつシチュー。
「焼きたては美味しいね」とどんどんパンがなくなっていきます。
パン教室、大成功です。
とても簡単に出来るので、作ってみたい方がいたら是非私に声をかけて下さい。(目黒です)

入居者の一言をきっかけに始まった教室ですが、地域のパン屋さんの協力のもととても美味しいパンが出来上がりました。
パン屋さんありがとうございました。
また出来たらいいですね。

「楽しみ」とは・・・。

こんにちは施設ケアマネの伊藤です。

突然ですが皆さんが生活していく上で楽しみにしていることは何ですか?
私はおいしいものを食べに行ったり、スポーツクラブに通うことを楽しみにしています。
今日はラーメンを食べに行きたいとか新しい服を買いに行きたいと思えば私たちは、自分の意思を行動に移し、そのほとんどの事が叶える事が出来ます。

でも、施設に入居されている方が行きたい時に行きたい場所に出かけることは、そのほとんどが難しいのが現状です。入居されている方は生活において何かしらの支援が必要な事が多く、その支援を行う職員は食事、トイレやお風呂のお手伝いで一日が過ぎてしまいがちだからです。

そのような状況の中、少しでも本人の意思を反映できないかと、越谷なごみの郷ではショートステイ送迎に同乗したドライブや、時々公園に出かけるなどして外出の機会を作っています。また、月に1回入居者様が選んで出前を注文するなど、食べたいと願うものを提供出来るように努めています。
また、定期的な地域ボランティアの方による催しものも入居者様の楽しみの1つとなっており、施設という限られた環境の中ではありますが、その機会を待ち遠しく楽しみにしているようです。

楽しみがあるから頑張って歩こうなど、生活意欲が湧き、その獲得の為に目的(自立)に励んで行けるところも多くあると思います。
歩けるようにする事を目的とせずに、「歩ける事で○○が出来るから」と、ここに強い願い(想い)を持ち、その時間すらも楽しんで頂けるように応援していきたいと思います。
入居者様一人一人の希望する生活にはまだまだ遠くもありますが、少しでもそんな楽しいと思える時間を、どうしたら提供できたらと考える今日この頃ですが、日々前進中!

「物を大切にできる」=「ヒトを大切に想える」

「物を大切に…」

こんにちは。施設サービス課生活相談員の岡です。(入社16年目)
 16年もの月日が経てば、物は壊れていってしまう…
いつも丁寧に、大切に扱っていたとしても形ある物はいずれその原型を留めていることは難しくなる…。

なんてことを言っても、壊れてしまえば入居者や利用者にとっては大損害!!
使いたい時に使えない事で、困るのは入居者であり職員なんです。
だから、壊れたら直さなければなりません。

そこで!!
直せるものは、自分たちの手で直しちゃおう♪と声を大にはせよ、「壊れたからお願いします!」と修繕係りは僕の役目となっている!(苦笑)
そんな修繕に取り掛かり常々思う事は、そもそも、少しの異常の際に気がついて、その時に手を加えれば大事には至らないものは意外にも多いものです!
・水道の蛇口がガタガタする→ねじを締めればよい
・扉の開閉時、異音がする→ねじを締める、油をさす
これらを放って、損傷を来たしてから対応を図るから、修繕にはより時間を要し、大きな費用を要することになる。
※ただ、直せない物は下手にイジると、更に壊れてしまうこともあるので、引き際(見極め)が大事。

これは、介護サービスを必要とする高齢者にも同じこと。早い段階で手(支援策)をうつ事が出来るから、大きな事故や病気のリスクを低減できるもの。

気づいた時に、気づいた人が適切に応じられるようにする!ことは、まだまだ越谷なごみの郷の施設でも追求が必要であり課題だと感じます。(スミマセン、少し不満の声を大にして…(*^_^*)

次に使う人、そのまた次に使う人、みんなの事を思って、大切に扱えることは、物もヒトも大切に想えることなんだと思います。
理事長が話す、「当たり前のことを、当たり前に出来るように」って、そんな事なんだろうなぁ。

頑張れ!!看護師の金の卵たち!!

こんにちは~(^^♪ 施設 医務係長の中山です。
先週より一段と寒い日が続いており、18日には今年初めて積雪も見られ久々の雪景色を見る事ができました。皆さんは体調等崩されておりませんか??

さて、我が越谷なごみの郷には1月18日~3月10日まで看護学生が実習に来ています。未来の医療現場を支える金の卵たち。皆とっても緊張した様子でしたが、入居者さんや利用者さんとの関わりや職員との関わりの中で少しずつ緊張がほぐれ、笑顔が見られた際には「きっと素敵な看護師になるんだろうなぁ」と思い、自分の学生時代を思い出しました。夢を追いかけている人って本当に輝いて見えますよね。

越谷なごみの郷の実習では最先端の医療については学ぶ事は難しいかもしれませんが、
・医師が常駐していない中で行なわれる観察力や判断力。
・その人らしい生活を応援するために行なわれる予防看護。
・薬を使わない自然の中で行なわれる看護。
が理解でき、私達越谷なごみの郷の看護師達が感じている『やりがい』を少しでも感じて実習を終えてくれればいいなぁと思っています。
そして…将来施設で働いてみるのもいいなぁと思ってくれる学生さんがいたら尚嬉しいです。

越谷なごみの郷にお越しの際看護学生さんを見かけたら是非声をかけて下さいね(^-^)

最後に…これからも辛くて大変な実習がまだまだ続くと思いますが、諦めず夢に向かって頑張れ!学生さん(^-^)