みなさんこんにちは。
このブログを通じて再三進捗状況をお伝えすることもありました「和太鼓祭り」が今月27日(日)に開催されました。心配されていました天候もお陰さまで、外での活動にはちょうど良い気候となりました。
こうした地域に向けたお祭りも、今年で早10回目という節目のお祭りで、今年の祭りのコンセプトは「ありがとう」です。
「ありがとう」には色々な意味がありますが、その中には、日頃感謝の気持ちはあっても、それを言葉にすることは以外にも少ないもの。感謝の気持ちは心にしまわず、しっかり言葉で表していこう!と。そして何より、こうして10回目の祭りを開催出来るのも、多くの支えがあるからであり、職員間のみならず、ご利用者、ご家族、地域の方々の存在に感謝の意を表していこう!と。
祭りの開催は、地域貢献として始まったものですが、この10回を通じて施設側から提供するだけの祭りから、地域と共につくりあげていくものへの変化を感じます。
例えば、ステージバックの壁画は地域の子供たちとつくりあげました。また、地元パン屋さんとのコラボレーションでは、越谷名産の“くわい”を練り込んだ記念パンの販売、そして地域団体(スポレク)の方々のご協力による焼き鳥屋台の提供。
ステージ上での催しも、地域の太鼓に励む団体の子供たちや、近所の子供達からシニアの方々による“よさこいソーラン節”といったもので、その練習1つにしても、施設と一体となって練習に励んできたものです。そして何より、地域を超えて昨年に続く福島、宮城、山形県からの災害時炊き出し訓練と称した、芋煮隊による芋煮の振る舞いには、祭りのサブイベントのようにもなっています。
こうした協働による賑やかな活動は、祭りを提供する側と、提供を受ける側の関係性ではなく、地域で祭りを成功させたい!という大きな力へ発展し、これを入口に、より地域間での共助力が高まっていく事も期待されるものであり、この事自体に心より感謝を致します。
そして、祭りにお力添え頂きました皆様、参加頂きました地域の皆様、準備に励んだ施設入居者、職員の全ての皆様に感謝致します。
“ありがとう”ございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
越谷なごみの郷 一同