非常食

こんにちは。
管理栄養士の太田です。

6月27日はなごみの郷では防災訓練を行いました。そこで実際に非常食をフロアで作ってもらいました。
今回作ってもらったのは、わかめご飯と豚汁。
わかめご飯は一つの袋に50食分と大きなものなので、各フロア一人ずつ集まってもらい、実際に作ってもらいました。
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説明書を読みながらみんな協力して作ってくれました。

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出来上がりはこんな感じ☆
利用者用となると、説明書に書いてある水の量では固くなってしまいます。分量より少し多めにお湯を入れることで、軟飯に近い仕上がりになりました。豚汁に関しては味が濃かったようなのでお湯の量で調整が必要でした。
しかし、思っていた以上に非常食の味がよかったようで好評でした。

いざという時の為にこういった訓練は必要です。

今回は厨房にお湯をもらうことができたのでうまくいきましたが、本当に被災が起こったら??水が出なかったら??
不安になることばかりです。
水をたくさん備蓄しておく必要があることはもちろん、水がなくてもすぐ食べる事ができる非常食が必要だなと改めて感じました。

みなさんの家庭ではどうでしょうか??
オススメなのは非常食用にアルファ米や乾パンなどの○年保存できるものというよりは、日頃から食べているものを多めにストックしておき、使ったら補充、使ったら補充していくもので、常に消費期限に余裕のあるものをストックする「ローリングストック法」というものです。
普段の食べなれた食事を取り入れることで、非常の時のストレス軽減にもつながります。
非常食だけでなく、災害時の物品(例えばLEDランプ、水タンク、保温にも役立つアルミシート等)も家庭にあると安心だと思います。100均でも揃えることができるものがたくさんあります。
いつ何が起こるかは誰にもわかりません。万が一の為に、日頃からの備えをしっかりしておきたいものですね(>_<)