こんにちは。
管理栄養士の太田です(^O^)
先日、法人グループ全体の栄養士部会があり、正月のおもちの代替えの試作、こんにゃくのソフト食の試作を行いました。
おもちとこんにゃくは高齢者の窒息事故に繋がることが多い食材です。
そこで、美味しく安全に食べる事ができるように試作を行いました。
おもちの代替えとして、白玉粉:豆腐:片栗粉=1:2:1の割合で混ぜ、捏ねたものを、形を整え、お湯で茹でたものを冷水で冷まして完成です。
簡単にできるものでしたが、普通のおもちより弾力はないものの、嚥下機能が低下している高齢者に提供するとなると、課題が残るものなのかなと感じました。
でん粉分解酵素を入れたらもう少しなめらかになるかな??まだまだ検討が必要です。
次にこんにゃくのソフト食です。
今回はコンビニのおでんを使用しました。そのこんにゃくと煮汁をミキサーにかけ、かかったところに増粘多糖類(ゼリー状にするもの)を加え、火にかけ、型に入れ冷蔵庫で冷まします。
試食した結果、舌で容易につぶすことのできるもので、味への大きな変化はなくおいしく食べる事ができるものでした。
視覚でも味覚でもおいしい食事を提供できるように、試作を重ね、実際に提供できるように頑張っていきます。