コミュニケーションとは?

皆さんこんにちは!
デイサービスの生活相談員を務めております松久です。

越谷なごみの郷では、大学生の教職課程の介護体験、福祉学校の介護実習、看護系学校の看護実習などなど・・・
たくさんの方々が、数日間の介護体験が行える機会を提供させていただいております。

私も仕事柄、実習生さんと直接関わる事が多く、いろいろなお話をさせていただくようにしています。
「何が一番難しいですか?」と問いかけると、
「入居者の方々とのコミュニケーションをどうしたら良いか分かりません」
と答える方がほとんどです。
特に男性の学生さんは、照れもあってか中々話す事が出来ないようです。

実習生さんの年齢はだいたい20歳前後、利用者さんの平均が85歳くらいですから、年齢差が60~70年空いているわけです。話しなんか合うわけがないのです。

私自身も経験しましたが、このような実習に行くと、
職員さん「どうぞ、コミュニケーション取ってください!」
実習生「???」

私はある程度年齢を重ねていますので、何とかなりましたが、学生の方だと何から話したら良いのか分からないと迷ってしまうのは当たり前のことです。

そんなことから、実習生の方には同じ話しを皆さんにしています。
①コミュニケーションは手段であって、最終の目的ではありませんよ
②話しがたくさん出来るように、普段の生活からアンテナを張って情報を知識として吸収するように

特に①に関しては、最終の目的が2つあって、コミュニケーションによって
 「相手の事を知る」またそれと同時に「自分の事を知ってもらう」

この2つが出来ないと、介護の仕事なんか出来ないし、ましてや先生になった時に生徒に教えることなんてできないよと口酸っぱくお伝えしています。
人に直接関わることが少なくなった今の時代で、介護の仕事や学校の先生は数少ない人と直接関わらなければならない仕事です。
一人一人生まれ育った環境や、生き方、考え方など同じ人は居ないわけですから、話したり、表情だったり、ジェスチャーだったり、ありとあらゆる手段を使って、その人の事を知る、自分の事を知ってもらうという繰り返しの作業が、希薄になった人との繋がりの解消に役立ち、日々の暮らしがさらに充実したものになると信じています。

どうか皆さんには、SNSなどの機械的な繋がりばかりを持たれないように願うばかりです。