訪問介護事業所 今年で勤続20年目を迎えた渡邉です。
去る5月23日(火)に令和5年度 第2回 自立支援型ケース検討会議(南部)がzoomオンライオンにて開催されました。
テーマは、『運動習慣がなく、歩行器の利用を拒否している男性高齢者の外出へのアプローチ方法と、地域住民が主体的に取り組める仕組み作りについて考える』ということで様々な意見が飛び交いました。
参加者は、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、理学療法士、生活支援コーディネーター、主任介護支援専門員、越谷市役所職員、サービス提供事業者(福祉用具)(訪問)で、越谷市地域包括支援センター川柳の保健師の鈴木氏を中心に話し合われました。
それぞれの専門職が、『運動習慣がなく、飲酒や喫煙が好きで、車の運転免許証を返納したために外出する機会を失い、歩行器を進めるが恥ずかしがってしまい、どうやってひとりで外出が出来るようにさせてあげられるか』ということを考えました。
医師からは「今まで飲酒や喫煙など、してきたことを辞めるということはまず難しいので、体調を崩さない程度の量に調整できるような声かけをして本人のやる気を出させる方法」
理学療法士からは「歩行器を利用せずに歩行ができるように筋力を鍛えるデイケアへの試しの参加」
などなど最終的にはご本人が納得する形で支援をしていくことの結論となりました。
zoomオンライオンを利用することにより、多くの参加者の意見が一度にきけて大成功となりました。