越谷なごみの郷のデイサービスでは、歩き続ける事や今できる事を継続していける活動を提供していきたいと考えています。
通っている皆さんがデイサービスをご利用される目的は様々ですが、少しでも長く自宅で生活することができるように心身の機能を維持・向上する活動を提供していく事がデイサービスの役割です。
集団で行う体操では、1人では体操に参加されない方も友人が参加するからなどと相互作用が働き身体を動かせるメリットもありますが、集中した筋力向上の効果が望めない事があります。
そのため、より筋力向上に向けた体操の提供として少人数で体操を行う時間をつくっています。
回数を重ねる事で筋力がつき歩く際の動作が安定してきた方もいらっしゃいます。
友人が頑張る姿をみて自分も、もっと筋力を向上させたい等意欲が湧き、参加される方が増えています!!
今後も利用される皆さんが自宅で元気に過ごせるようにサービスを提供していく為、
職員が力を合わせていきます。
デイサービス管理者 佐藤
皆さんこんにちは。C館介護支援専門員の伊藤です。
先日、予告させていただいた通りボランティア交流会を4/28(土)10:30~12:00に開催いたしました。
越谷なごみの郷には歌、踊りの披露やピアノ、ハーモニカの演奏、習字を教えてくださる方から、食器洗い、シーツ交換等、業務の手伝いをしてくださる方等、ボランティアを通して様々な角度から施設を支えてくださる方がたくさんいらっしゃいます。
当施設に定期的にボランティアとして来てくださる皆さんのうち、今回は12名もの方が参加してくださいました。
交流会は自己紹介から始まりボランティアの方々が普段感じている事を出し合うなど有意義なものになったと思います。
ボランティアの方々からは「利用者さんの感想を聞く機会がないのでこれでいいのか」と疑問を感じているという事や、関わる利用者さんの接し方の注意点等を知りたいというご意見等をいただきました。
私たち職員も皆さんの貴重なご意見を伺うことができ勉強になりました。今後の活動の参考にさせていただきますので次回のボランティア交流会もご期待ください。
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桜の便りが聞かれるなか、4月20日(木)に平成29年度、第一回大相模地区地域ケア会議(ケース検討会議)が午後1時より一時間半に亘り大相模地区センターでおこなわれました。
今回は個別事例の検討を通じて多職種協働によるケアマネジメント支援を行いました。
【会議の目的】
個別課題
本人は在宅での生活を強く希望しているが、認知症の症状が進行しており、一人での生活が困難になってきている方の支援策について検討する。
地域課題
今後、ますます高齢化は進行し、認知症を有する高齢者数の増加も推測されている。認知症高齢者の在宅の限界点を上げるための支援策について、地域全体の問題として促え検討していく。
≪検討会では・・・≫
ご本人のデイサービス 訪問時ケアでの様子 状態、ご近所の話等を紹介後、たくさんの意見がありました。
自治会からは、
「自治会は個別にかかわるのは、難しい。」「認知症だけでは民生委員の訪問は難しい。」
「自宅から出かけるようにするのは難しい」等、認知症だということを知る事が難しい。と、意見が出ました。他に、「地区センターではなく各自治会会館で体操など行えるように、近所で働きがけをする。」等。
また、大相模地区自治会連合会会長さんからは、
「地区の方がどのようにすれば、地域に関心、親しみを持ち周りの人達との交流を持つ事が、課題と考えている。」
「特に災害時に、高齢者、障害の方の安否確認をどのように取り組むかが重要な問題です。」
と話された後に、
「地域には子供達もおり、その子供達に協力してもらえる事はないかと考え、災害時に中学生が地域を守ることができるのでは。大人が不在の時、地域を良く知っている、体力もある、いつも地域にいる、そんな頼りになる中学生に、掛かりとして、大相模中、地域を守ることの輪を広げるために大相模中学校の校長先生が各学校に呼びかけている。その他大相模小、西方小の吹奏楽部が合同で演奏会をサンシティで開き、親御さんだけでなく、地域の方々に是非聴きに来て欲しい」
と、呼びかけを行いました。
この事によりお互いに声を掛け合い、足を運び、顔なじみになり、他の事でも地域の結びつきがより一層深まって、子供も大人も地域に興味を今以上に持って頂けたらと思ってます。
隣近所のおじいちゃん、おばあちゃんの様子がおかしい等、今までより周りの高齢者に目を向ける事が自然に身につく様になるのでは?
まだまだですが、中学生の存在は地域にとっては大きなもので、学校では子供達には具体的な指導をこれからおこなっていくようで、学校と自治会の話し合いも始まりました。
「近所付き合いは大切、それを地域へと広げていきたい。」と。
訪問介護事業所 サービス提供責任者 豊田
越谷なごみの郷では、毎年デイサービスフロアで新卒歓迎懇親会を開催しています。
参加者は多く、今年は80名程の参加で、みんなでわいわい楽しみました。
食事は厨房業者から唐揚げ、ポテトサラダ、野菜スティック、豚汁等…(写真はないです)、
地元の商店街からシュウマイや焼き鳥を購入!
そしてなんと!!
訪問介護事業の管理者久保田さん力作のローストビーフ、筍ごはん、フルーツポンチ、と美味しいものがたくさんありました。
筍ごはんの筍は、施設の中庭の筍を、今回の司会者(新卒3年目の須藤くん)自ら一生懸命掘ってくれました。
どれもこれも、とても美味しく頂きました!!
あっメインはご飯ではないですね(^_^;)失礼いたしました(^_^;)
今年の新卒は4名(^O^)/
みんな18歳です(^O^)/
自分も3年前この立ち位置にいたなと思うと3年ってあっという間だなあとしみじみ感じています(^_^;)
入ったばかりだと、わからないことだらけで不安がたくさんあると思いますが、先輩たちの姿を見て学んでいって欲しいと思います。
これから共に頑張っていきましょう!!!
管理栄養士 太田
こんにちは。在宅介護のケアマネジャーをしています。柴田です。
少し涼しい日もありましたが、緑がすっかり映える季節になりました。
道行く通学帽子をかぶり黄色いランドセルのカバーをつけた新1年生も、通勤時間の車窓から元気よく登校している姿を見かけてほほえましく感じます。
この間、とあるお宅へ訪問させた頂いた時、普段はほとんど口を聞かないいご主人が突然立ち上がり部屋を出て行かれました。
(なにか、気分を害する事をしてしまったかな・・・。)
戻ってきたご主人の手には小さな台紙に入った、お孫さんの写真館で撮った幼稚園の制服を着た記念写真が大切そうに抱えられていました。
「オムツもとれていないのになぁ、大丈夫なのかね。」と口では言っていても顔はニヤニヤ。
その隣に居る奥様も笑顔がこぼれています。いつまでたっても、孫は孫・・。
身体が思うように動かなかったり病気をしていても、お孫さんから見ればおじいちゃん、おばあちゃんなんですよね。
生活の中の役割なんて堅苦しく考えなくてもそこに居るだけでおじいちゃん、おばあちゃんていう肩書きだけで充分家族の中の役割が果たされている気がします。
走り回ったり、車椅子をジャングルジムのようによじ登る、元気いっぱいのお孫さんの面倒は本当に大変!!
昔、私が仕事で実家に子どもを預けた時に、私の両親に言われました。
『孫は来てよし、帰ってよし!!』
どこで生活していても、身体の状態が変化しても生活している方も含め、父であり母であり、祖父母である。
家族との役割って、ずっと変わらずに方に続いていくものです。
どこに住んでいても、生活環境が変わっても変わらない絆・・・。
来月は母の日ですね。自分が小さい頃のご両親や親せきとの思い出を思い出してみませんか?