避難訓練
理学療法士の大川原です。
今回は6月13日に行った「越谷なごみの郷避難訓練」についてお話させていただきます。
施設の義務として年2回以上の避難訓練を実施することとなっています。今回は今年度初めての避難訓練でした。
今回は消防士立会いの下、実施しました。
出火場所は3階地域デイサービスの電動ベッドのコンセントという設定で行ないました。
どこのご家庭でもコンセントから出火する可能性は考えられます。日頃からコンセント部分の管理は必要だと思いました。
その後、初期消火を行うが失敗し、消防署へ連絡と同時に避難開始しました。
今回はデイサービスをご利用して頂いているご利用者様も避難しました。
3階ということもあり、エレベーターは使用できない設定でした。
防火扉まで避難し、歩行や車椅子で移動ができない利用者様を想定した毛布で床を滑らせて移動させる方法も練習しました。(これは職員が利用者役になってですが)
全員が無事避難したということで避難訓練は終了しました。
実際の火災の場合では訓練時と同様の精神状態でいられるかわかりません。
時に冷静さを欠いて誤った行動をするかもしれません。実火災の現場では想定外のことが発生し、即座の決断が求められるので、的確な判断により臨機応変な行動が求められます。
最後に、火災を起こさないことが一番良いのですが、最近では放火なども多く、気をつけていても火災になる可能性が考えられます。
そのためにも真剣に訓練に取り組む姿勢が大事だといくことを痛感した訓練でした。