施設全体で介護技能検定という介護技術UP研修を行っています。
内容は、介護福祉士の技能試験にならい実施しているもので、職員さん達は自ら勉強してきた成果を試験形式でトライし、良かった所、もっとこうした方が良いと思う所などを確認しあっています。
この研修では、介護福祉士の試験で経験している職員さんや5年目以上のベテラン職員さんも慣れや自身のくせにより介助方法の基本からズレてしまった介助をしてしまいがちなことを自ら気づく機会となり、通所介護では検定(研修)受講に向けて互いに練習する姿がみられるようになりました。
また、今年は新卒職員も入職し職員自らが教え合う環境を作るという先輩職員の姿があり素敵だな。と感じます。
専門職として自らが成長しようとする姿は、当たり前かもしれませんが、私自身が介護の仕事についてあまりこういった職員の姿を見る事が少なかったため、嬉しく思う今日この頃です。
検定(研修)に向けてだけでなく、今後も継続して自ら勉強をする職員さんの姿によって、それが高齢者の自立的な能力を取り戻せる・維持出来るようになることが目的であり、その成果として、より素敵なデイサービスをつくっていきたいです。
佐藤 麻理子