今年度からはじまった3法人(社会福祉法人エンゼル福祉会、越谷なごみの郷、藤代なごみの郷、おたけの郷)ケアマネによる合同研修会。
5月30日に第1回目として医療との連携をテーマに「埼友クリニック」より講師をお招し勉強会を開催しました。
<内容>
・「医療との連携での中で日頃悩んでいること」
・「診療報酬改定からみる病院との連携について」、
・「具体的な事例に学ぶ病院との連携について」
グループワークでは医療相談の窓口がわからない。連携するタイミングがわからない・情報を共有できない。医師と上手くコミュニケーションが出来ない等、ケアマネが医療連携について普段悩んでいる意見や声が多くあがりました。
でも実は医療ソーシャルワーカー側も同じ悩みを持っていてケアマネとの連携を希望しているということが医療側の話を聞くことで知ることできました。
・病院は報酬改定もあり退院支援に積極的であること。
・退院支援は入院日より始まり3日以内に7日以内に退院支援が行われること。
・病院調整スタッフは在宅介護のケアマネと連携をとることで正確な情報を得ることで退院調整が行いやすくなること。
今回の研修では利用者が在宅生活を継続できるようにスピーディーな医療との連携について学ぶ機会となりました。
地域包括ケアシステムでは医療と介護が高齢者の住まいを中心として最も近い存在で連携することが求められています。利用者さんの介護を考えるにあたっては介護と医療スタッフが共に意見を出し合ってケア方針を決めていくことが地域包括ケアを可能にする大切な点だと再認識しました。
居宅支援事業所 介護支援専門員 藤井 一成