【緊急時対応研修】

私たちの仕事は時に生命にかかわるような状況に立ち会うことがあります。
そのような状況では、救急車の要請をしますが、救急車の到着を待つまでの間に迅速かつ適切(的確)な対応を行わなければなりません。
しかし、頻繁にそのような状況が起こるわけではない為、いつでもどのような状況であっても職員皆が冷静に状況を判断し対応が行えるよう研修を定期的に行っています。

今回は、緊急時対応研修として
①心肺蘇生法、AEDの使用方法について
②事例による緊急時の対応について
③看取り対応の方の緊急対応について
3つのテーマを取り上げ研修の実施を行いました。

実際の緊急時の状況を想定し研修がすすめられていた為、皆さん真剣に取り組んでいる様子が伺えました。

参加した職員の方に今回の研修を終えて話を聞いてみました。

・自分は入職して5年目で今までも緊急時の研修は受けていたが、心肺蘇生の必要がある状況に立ち会ったことがない為、研修に参加し心肺蘇生の必要がある場面での適切な対応やAEDの使用方法など再確認することが出来た。
また、事例による緊急時の対応については、利用者の方の状態が普段と違うなと気付いた際に血圧測定をして看護師に報告し看護師にその後の対応を任せてしまうことがあったが介護職員として、自分が行える対応や行なわなくてはいけない対応を改めて学ぶことが出来た。緊急の状況において、焦ってしまいうまく対応が出来なくなってしまうのではないかと不安が強かったが、今回改めて学んだことで不安が少し解消された。今後、普段の業務の中でも今回の事例の様な場面を想定し周りの職員の方とシミュレーションをしてみたいと考えた。(デイサービス 中根 慶明)

利用されている方や入居されている方が大切な日々を安心して過ごせるように、また職員の皆さんの不安を少しでも取り除きより良いサービスが提供出来るように今後も研修の機会を設けていきたいと考えました。

デイサービス 佐藤 まりこ