12月22日、今日は「冬至」ということですがいくつか疑問に思ったことを調べてみました。
① 冬至とはいつ?
② 冬至にはかぼちゃを食べる?
③ 冬至にはゆず湯に入る。
① 暦の上ではちょうど冬のど真ん中に位置し、一年の内で最も昼が短く夜が長い日です。毎年変わりますが、12月22日頃に当たるそうです。
② 冬至には「ん」のつく物を食べると「運」が呼び込めると言われています。これを「運盛り」と言って縁起をかついでいたそうです。冬至に食べる一番有名なのは「かぼちゃ」だと思いますが、「ん」はついていません。昔は、かぼちゃは異名を「南京(なんきん)」と呼ばれていて「ん」のつく食べ物だったそうです。
かぼちゃは栄養面でも優れ、ビタミンAやカロチンにが豊富で風邪や中風の予防にも効果があったようです。
③ 「寿命が長く病気に強い柚子の木にならって、ゆず湯に入り無病息災を祈る」風習になったともいわれています。実際ゆず湯には、血行を促進して冷え性を緩和したり、風邪を予防する効果もあったようです。
*冬至は冬の寒さが一番厳しい時期に、かぼちゃを食べてゆず湯に入るというのは、栄養を蓄えて体を温めるという先人達の知恵だったのかも知れませんね。
居宅 松枝 勉