理学療法士の大川原です。
今回は当施設で開催している介護技術研修についてご紹介いたします。
当施設では職員の技術向上を目的とした研修を開催しております。
その中でも身体の基本的な動作の理解と直接介助するときの介助方法について日々勉強会を開いています。
例えば、人はどうやって寝返るのか、または起き上がるのか、立ち上がるのかを細かく観察する。
次に身体に障害がある場合、どの動作が困難で起き上がる事が難しいのかとか立ち上がれないのかを検討していく。
そして、その動作はどのような介助をすることで可能になるのかを導き出し実際介助をしてみる。
・・・・といった方法で勉強をしています。
各月ごとでテーマを変えて月に数回開催しています。
介護職の皆さんには専門的な視点で介助方法を見出す能力を身につけられれば、自分達の仕事にやりがいを感じることができるのではないかと思います。
また、介護職をできるだけ長く続けられるように自分の身体に負担の少ない介助方法も習得できればと考えています。
来年の3月まで研修は続きますが今後は職員以外の参加も考えています。
介助方法で困っている方など対象にお力になれればと思います。