「後悔、先(役)に立たず」

「後悔先(役)に立たず」

今年も早いもので153日/365日(6/2現在)が過ぎていきました。こんにちは、生活相談員の岡です。
常日頃、「今できる事を今やる」ということを考えて行動しているつもりですが…
後でやるっていうことこそ中々手が付かないもので、後で後悔しちゃうんです。
皆さんもご承知の通り、私たちの命は永続的に続くわけでは無く、いつか終わりが来ます。その日が今日なのか明日なのか、こればかりは誰にもわかりません。

この仕事を通して、人の死というものに多く関わってきました。亡くなられた方のお顔を見た時に、いつも感じる事は「果たして、満足した生活が送れたのだろうか…」と。
職員にとっては利用者・入居者の一人ですが、本人にとっては?
利用したくない、入居したくない施設に入らなきゃならなかった様々な事情がありますが、私たちは少なくとも「嫌だったけど、ここも悪くなかったかなぁ」と思っていただけるように、更に「来てよかった」に変わっていけるように「生活の質」をより良いものにする使命があるのだと思います。

今、自分に何が出来るのか、良くない環境や風習を変えていく為にはどうすればいいかなど、待っているのではなく自分たちで変わる意識を強く持たなければならないのではないか?
時には上司からのトップダウンの指示に従う仕事ではなく、疑問があれば議論を交わし、向き合っていくことが、より良い形を作り出していく事となり、施設に暮らす高齢者にとって、より豊かな暮らしに近づくのではないでしょうか。
一人一人が協力し、一丸となって育み合ってこそチームが成り立つのだと思うのです。

そんな事を考えながら、今日も後回しにした仕事の処理に追われていたり…(苦笑)
後悔なんて、何一つ役に立たない、反省して前に歩き出そうと思う、今日この頃…。