こんにちわ、在宅サービス課長の橋本です。
施設の事務所で仕事をしていると、日常の光景にこんな姿が目に、耳に入ります。
朝食が済むと、毎日、事務所にやってくるYさん・・・
手には、自分で作ったお茶を持ち「good morning!」と言ってやってきます。
いつの間にか、“ここが俺の机”と決まって同じ所へ腰を掛けると
30分もしないうちにウトウト・・・
そのうちに、事務員と世間話が始まり、
「おかしいな・・・今日は8千万円が振り込まれるはずだが、まだ、連絡がないんだよ」と困った様子。
そんな困った本人に耳を傾け、寄り添いながら話をするうちに、Yさんは「さて、今日の仕事は?…と」
Yさんの日課は、「ハンコ押し」と「ガーゼたたみ」
こんな風に準備をして待ちます。
そんな流れから、時間をみて自分の仕事スペースへ行き、仕事を始めます。
職員:「几帳面ですね」「Yさんのお陰で本当助かります」
Yさん:「そうかい、でもこんなにやっても一銭にもならないんだよ」と嬉しそうに話すYさん。
お金にはならなくても、自分の存在価値がここにある事に自ら足を運ぶのでしょうね。
たまには、お疲れさん!とノンアルコールBeerが出てくると、より満足な笑顔が見られます。
振り込まれるはずのお金は、何かの手違いで遅れているのかも知れませんね。
Yさん、いつも有難う御座います。