嚥下機能向上研修

皆さんこんにちは。
もうすぐ12月、今年もあと1ヶ月で終わりです。
2018年はどんな年でしたか?
大掃除をして、2019年を迎えましょう!!

私たち越谷なごみの郷は、先月に嚥下機能向上委員会が主催で研修を実施しました。
内容は、①誤嚥性肺炎とは? ②唾液の役割の2点をテーマに、研修を行いました。
そもそも、嚥下機能向上委員会は食事を安全に安心に、嚥下機能を向上することを目的に行っている委員会です。
今回は、職員と家族向けに研修を行いました。

誤嚥性肺炎とは何か?どのような時に誤嚥性肺炎の可能性が高いのか?
誤嚥性肺炎を予防するにはどんな取り組みが必要なのか?
唾液にはどんな役割があるのか?唾液を出すにはどうしたらいいのか?

研修に出られなかった方の為に、少し豆知識!
誤嚥性肺炎を予防するには、首の体操や舌の体操が大事です。
でももっと大事な事は、口腔ケアです。夜の歯磨きが一番大事!!
口の中にはたくさんの菌がいます。菌は寝ている間にどんどん増えていきます。
その為、朝の歯磨きも二番目に大事になってきます。
そして唾液は虫歯から守る役割もあります。
口腔内を整えていく事は、唾液を増やすことにもつながります。唾液は、食事をする際に食べ物と混ざりあい飲み込みやすくするのに必要になります。
ということは、唾液にも誤嚥性肺炎にも口腔ケアをしっかりすることが大切だと言う事です。

歯磨きはえんぴつを持つように、優しく磨く事がコツです。
今日から試してみてください。

フロア責任者 目黒ゆかり

「お互い様」

越谷なごみの郷は、複数のサービスがある施設です。(入居系サービス、訪問介護、通所介護、居宅介護支援事業など)

私たちが提供しているサービスは通所介護(デイサービス)といわれる日帰りのサービスで、主に日中だけの仕事になります。

通所介護で勤務している職員の中には、入居系サービスの部署で勤務していた方もおり、その経験を活かす方、また経験はないけど自分の技術や知識を向上させるためにと、月に何回か夕方~夜の(入居している方が夕食を召し上がり就寝する)時間帯の勤務を手伝う方がいます。

入居系サービスは24時間の仕事(シフトで早番、日勤、遅番、夜勤など)になりますので、通所介護の仕事だけでは学ぶことのできない技術や知識があり、とても良い経験になると職員さんは話をしていました。

通所介護の仕事を終えてから自分の時間を使っての勤務になるため、大変なことであると感じますが、職員の皆さんは自分の技術や知識を向上させるための機会と考えていたり、顔は知っているけれど一緒に働いたことがないという職員の方とも手伝うことをきっかけにコミュニケーションを図ることができ、情報交換や意見交換がしやすくなるというメリットを考え、前向きな気持ちでいたり、困った時は『お互い様』という気持ちでいたりと、とても素敵な考えで仕事に向き合っていらっしゃいます。

こんな素敵な仲間と、ともに仕事ができる喜びをかみしめ、また、ありがたいなと感じる今日この頃です。
これからも、素敵な仲間が増えるよう、働いていてお互いに良い部分を認め合いながら仕事ができるよう、よりよい職場づくりに力を注いでいきたいと感じています。

朝晩の冷え込みが強くなってまいりました、皆さんお身体に気をつけてお過ごしください。

デイサービス 佐藤 まりこ

★インフルエンザの流行時期突入★

皆さんこんにちは(*^_^*)

立冬が過ぎ、いよいよ冬本番になってきましたね。

そこで心配されるのが、昨年も大流行したインフルエンザです。

インフルエンザは非常に感染力の高い病気です。1人が罹ると家族や職場・学校等で蔓延してしまう恐れがあります。
インフルエンザにならない為にもしっかり予防対策をしましょう。

インフルエンザの予防は

①手洗い・うがいの励行
②マスク着用
③予防接種
です。

インフルエンザに罹らず、楽しいクリスマスやお正月を迎えましょう。

看護責任者  中山

地域貢献活動・・・

こんにちは。

いちょうの葉も色づきはじめました。 訪問介護管理者の久保田です。

訪問介護の業務以外の活動について以前お話を致しました。
地域で暮らしていて困っている方の情報を聞き取り発信しています。
 →「地域包括支援センター」→「地域ケア会議」→「行政」と・・・

地域の取り組みの1つで「認知症の症状がみられても地域の方々の見守りで、住み慣れた家で生活を続けられるように」
地域の方々に認知症の症状を理解して見守って頂けるような活動をおこなってきました。

今年の6月に地域密着型老人福祉施設 越谷なごみの郷3Fラウンジに「オレンジカフェ Nego」がオープン致しました。
認知症になったらどうしようではなく、認知症になっても1人悩まない、安心して暮らせる地域づくり、地域の方がホッとできる居場所になることを目的としています。

6回目を迎え、外部講師を招いて行っている、ちょっと手足を動かしながら行う「笑いヨガ」がとても好評です。
地域住人、施設住人・家族、幼児づれの職員 どなたでもご利用できます。
福祉事業「就労継続支援B型」ボンボンベーカリーの方がパンの販売にきており、大人気です。

私達訪問介護スタッフも、運営に関わっています。
皆さん、一度遊びに来ませんか?
 

  

介護技術研修

理学療法士の大川原です。

今回は当施設で開催している介護技術研修についてご紹介いたします。

当施設では職員の技術向上を目的とした研修を開催しております。

その中でも身体の基本的な動作の理解と直接介助するときの介助方法について日々勉強会を開いています。

例えば、人はどうやって寝返るのか、または起き上がるのか、立ち上がるのかを細かく観察する。
次に身体に障害がある場合、どの動作が困難で起き上がる事が難しいのかとか立ち上がれないのかを検討していく。
そして、その動作はどのような介助をすることで可能になるのかを導き出し実際介助をしてみる。
・・・・といった方法で勉強をしています。

各月ごとでテーマを変えて月に数回開催しています。

介護職の皆さんには専門的な視点で介助方法を見出す能力を身につけられれば、自分達の仕事にやりがいを感じることができるのではないかと思います。
また、介護職をできるだけ長く続けられるように自分の身体に負担の少ない介助方法も習得できればと考えています。

来年の3月まで研修は続きますが今後は職員以外の参加も考えています。
介助方法で困っている方など対象にお力になれればと思います。