こんにちは。
特養C館 岡田です。
食支援委員会として活動しており、食や口腔に関する研修を毎年二回受講し専門的な知識を学んでいます。
口腔ケアは単なる掃除ではなく、口腔環境が全身の健康と密接な関連があることが検証の結果わかり、免疫が高い人は口腔内に細菌がいても、肺炎にならず、免疫の低い人は、細菌により肺炎にかかるリスクが高くなります。
口腔ケアの効果は、歯周病や低体重児出産や早産の頻度、糖尿病患者の血糖値低下、歯周病が心臓血管性疾患発病のリスク因子、誤嚥性肺炎の予防効果など日本における口腔ケアの研究が盛んに行われております。
質の高い口腔ケアを実施して口腔機能を維持し、おいしく安心・安全に食事を摂るためには、事前に全身の状態を知り、口腔内の疾患の把握と定期的な評価を行い、多種協働型の口腔ケアマネジメントを確立することが重要になります。
口腔ケアをすることでいいことがたくさんあります。(^^♪
・口の中がさっぱりして気持ちがいい
・唾液の分泌が促され口の中が潤う
・粘膜をケアすることで咳反射が出る
・嚥下反射を高める
・誤嚥性肺炎の予防
・インフルエンザの予防
・口腔内感染による感染症の予防
・入れ歯が安定する
・口腔機能が向上する(食べる、話す、表情をつくる、呼吸をする)等
施設でのご利用者様はもちろん、自分自身、自分の家族のために
口腔ケアを日常化して、健康に過ごしていただきたいと思います。(^▽^)/