皆さん、こんにちは。訪問介護の国府田です。
今回は、毎日の訪問の中で私がふと気付いたことを書かせていただきたいと思います。
ある日の事です。
いつものように利用者さんのお宅に訪問をしましたら、その方が静かに新聞を読まれていたのです。
最近めっきり新聞とはご無沙汰の私ですが「新聞を読まれるのって、すごく良いですね」とお伝えすると、その方は独居なのですが、時々訪問されるご家族が新聞を買ってきて下さるそうなのです。
「この新聞、娘が持ってきてくれるのだけれど、数日遅れになるけれど活字を見るとね、ほっとするのよ」と、ニコッと微笑まれました。
この言葉を聞いて、なんだかとってもその新聞が素敵に思えたのです。
いいなぁって。
そういえば、この数年、日頃の読書はすべて電子で購入していました。
味気ないといえば味気ない。
なので「よし!私もたまには紙の本でも読んでみよう!」なーんて、あっという間に影響されて、久し振りに本屋さんで色々な本を選びました。
久し振りの紙の本の手触りにほっこり癒されました。
「活字を見るとね、ほっとするのよ・・」という利用者さんの言葉に何だか納得した私でした。