訪問介護 管理者 久保田啓子

ケアプランから更に踏みこんで寄り添う大切さ

訪問介護 係長 久保田啓子

訪問介護 係長 久保田啓子

訪問介護の現場ではケアマネジャーのプランに基づきサービスを提供します。私が担当した70代の女性は、横になって過ごすことが多い方でした。「入浴介助」で訪問していた際にご主人より食べこぼしが多いと伺い、入浴ケアから出来る事がないかを考えました。ケアマネジャーと相談し、湯船に入りながら一緒に歌を唄い、お風呂上がりに筋力体操、口腔体操を行うこととなりました。やがて食べこぼしも少なく、筋力もつき掃除機がかけられるまでとなり、そのことはご本人に大きな役割を生み出し、“生きがい”となったと聞きました。プラン変更後は、一緒に買い物や、デイサービス見学するなど、外へ出る機会にも積極的に望むようになりました。一つのステップにじっくり時間をかけて行う事で、今では週2回デイサービスに通えるまでに回復し、かかりつけのお医者様も驚かれていたそうです。決められたプランを実施することだけが私たちの仕事ではなく、そのプランに沿って展開していける提案が出来ることは、現場に入っている私たちの役割でもあり、その気づきが私たちの専門性の一つでもあると感じます。

在宅サービス課 訪問介護 係長 久保田啓子