年の瀬

こんにちわ。施設長の八幡です。

今日で今年1年365日を終え、新年度を迎えようとしていますが、皆さんはどんな1年でしたでしょうか。

僕は1年を振り返ってみると、バタバタと1年中動き回っているように見えて、そのバタバタは全て起こり得たことへの対処。つまり、先手を打ってバタバタ動いたのではなく、後手後手となってバタバタと動かざる得ない姿だったように感じます。

起こり得た事への対処である後手後手のバタバタは多忙感たっぷりに加えて、焦りが出ますので、きっと働く職員からは「頼れるボス!」とは映らなかったことでしょう。

来年(明日)は先手のバタバタで、高齢者、そして職員を護っていける頼もしい存在となる。その為にも、自分が目指す実現イメージ(目標)を明確に、そしてその行動計画をしっかりと打ち出しておく。だからこそ、今年、「何が良くなかったのか」、「自分の動きや判断に何が足りなかったか」をよく振り返らなくては。

これらは「管理者」と言われる者には求められてくることですが、介護現場でも同じことが言えます。高齢者が病や事故によって、職員がバタバタと忙しいのではなく、病や事故を護るために、先手で動くことが出来る。それが出来るのは、日頃から高齢者の状態を知っているだけではなく、「どんな状態/環境」を築きあげようとしたいかを描けていなくては、常々課題には結びつけられない。

来年は羊年。群れをなす羊は、家族の安泰を示しいつまでも平和に暮らす事を意味しているそうです。2015越谷なごみの郷は、群れ(チーム)る力を増して、施設で暮らす高齢者やその家族、働く職員、地域の住民にとって、平和(自分達の暮らしに近づける=人として活きて生きる)となることを願い、来年を迎えようと思う。

今年1年、施設運営に携わりご指導・ご鞭撻頂きました関係機関の皆さまをはじめ、ご家族、職員、地域の皆さま、そして何より元気を与えて下さった、利用者の皆さまへ心より御礼申し上げ、今年のブログの締めくくりとさせて頂きます。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

2014.12.31 施設長 八幡 雅冬