「仕掛ける」と主体性

こんにちは~(^-^)
施設 生活相談員の坂本です。

☆皆様新年明けましておめでとうございます☆
本年も越谷なごみの郷を宜しくお願い致します。

平成28年が始まり寒さも本番!空気の乾燥も本番ですね。
このような時期に施設として最も注意しなければならないのがインフルエンザや
ノロウイルス等の感染症です。それらの感染症は時には重篤な病気も併発してしまう
こともあります。

感染症を施設内で予防するにはまずは職員が菌を持ち込まず、菌の媒介者とならない事が
大切です。そしてその為には出退勤時の手洗い・うがい・消毒が基本であり最も有効と
されています。

そこで如何に職員全員が忘れずに手洗い・うがい・消毒を励行出来るにはどうしたら良いか?
こうした予防的活動に感染・衛生対策委員会は常に考え、定期的に仕掛け作りを行っています。

1月といえばお正月…
お正月といえば初詣…
初詣といえばおみくじ!!そして出来上がった今月の仕掛けです(^-^)
1月13日 写真 

感染・衛生対策委員会はこのような仕掛け作りをしたり、「突撃!隣の晩御飯」ではなく
「突撃!隣の手洗い」といって左記が記されたイラスト付きの大きなしゃもじを持って、他フロアの職員が手洗い慣行がされているかの確認を介護職員間で行ったりと施設内の感染症発生を防ぐことを目的に、盛んに活動を行っています。

こうして仕掛ける事は、圧力的に何かを“させる”のではなく、実施する本人が主体的に行動したくなるよう仕向ける訳で、認知症の方への支援アプローチに似てますよね。
こう考えると、認知症であろうが、なかろうが、ヒトが動機(目的)を持つことは、全ての行動に必須であり、高齢者についつい説明なく介護や支援をしている事が無かったかなぁと思い返されるものです。